2011年9月25日 秣岳で草紅葉

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片付けないといけない仕事があるが、山歩きがしたかった。
午前中だけでも歩けるコースならば、と選んだのが
栗駒山の西側にある秣岳。標高1,424m。
登山口は道路脇で、駐車場はない。
泥帯見学のための駐車場があるのでそこに駐車し、
10分弱歩いて登山口に着く。

8時10分頃出発。
いつもは栗駒山から天馬尾根を縦走して秣へ向かうが
本日は、一人静かに歩きたかったので秣岳から登った。
登山道は、木の根が走り滑りやすい。
きつくもなく緩くもない、ブナ林を行く。

今日は雨後ということもあり、期待して袋を持参したのだが
キノコはあまりなかった。
唯一、ヤマブシタケ。小さかったので写真だけ。

紅葉にはやや早いが、リンドウにはちょうどいい季節。
朝日を受けて。

森林を抜け、視界が開けると眼下には須川湖が青く横たわり、
目の前には、秣岳のきれいなラインが現れる。

久々にこのコースに来たのだが、トラロープが張られていた。
下りの補助にせよ、この程度の傾斜で必要なのか?
トラロープは本来、クライミングに使用するものではない。

按部に到着する。ここから秣に取り付く。
按部からの標高差約120m。
結構な急登に見えるが、登山道はジグザグに着いているので
危険な箇所はない。
見晴らしもグングン広がり楽しい。

シロモノ。実を潰すとサロメチールの爽やかな香りがする。
虫よけになりそうだと思ったが、
すでにヤブ蚊の季節は過ぎた。

振り返ると登って来たコースが見える。

秣岳の山頂が見えて来た。
ここには三等三角点がある。

9時ジャストに到着。
秋晴れを期待したのだが、ガスがかかったり晴れたり。
山頂ではあいにくガス。
やや風がある。

ここから天馬コース。楽しい稜線歩きだ。
他に登山者もなく、静かでうれしい。
草原につけられた登山道は、
年々裸地が広がっているように思える。

紅葉はまだ早いが
草紅葉は始まっていた。明るいガスが一帯を覆う。

草原の中にウメバチソウ。
めしべが折り畳まれていた。

このコース、草原と草原の間には小さなピークがあって、
こんな岩道となる。

折り重なる岩を抜けると、このコース一番の広い草原に出る。
ガスがなければ草原の向こうに、下界の景色が見える。

一カ所、池とうがある。

ここから展望岩頭への登り。約200mの標高差。
山肌を覆う灌木帯の紅葉はまだ先。

10時20分。展望岩頭まで来ると、ちらほらと登山者が現れる。
それでも、紅葉前のおかげで静か。
単独の登山者が二人、静かに龍泉ケ原の湿原を眺めている。
湿原の向こうには、今歩いて来た秣からの稜線がのびやかだ。

私もコーヒータイム。
静かな時間がうれしい。

鳥海山が顔をのぞかせた。

打ち寄せる波のように
雲が天馬尾根を覆う。

雲のダイナミックな動きが面白い。
静かな時間も、そろそろ終わり。団体さんが現れた。
十分に堪能したので下山に取りかかる。
それにしても、クマ避け鈴の賑やかなこと。
こんな場所にクマなど出る訳がないのに、申し合わせたかのように
クマ避け鈴を鳴らしながら登山者がやってくる。
むしろ私のほうがその騒音に堪らず
駆け足で山を下りた。
これだけ人がいればよほどイカれたクマでないかぎり
登山道になど姿を見せない。
また、だだっ広い草原ばかりの尾根に
こんな昼間っからクマなど出ない。
ガイドブックにはクマ鈴必携と書いているだろうが
状況次第では仕舞うべきだ。
ましてや、こんな一般道でクマ避けに
ラジオを鳴らして歩くなど、迷惑でしょうがない。

というわけで、30分もかからず昭和湖まで降りて来た。
なんと、トイレが出来ていた。
また、ここまでの登山道、かなり整備がされていて
とても歩きやすくなっているのには驚いた。

昭和湖から栗駒山の山頂が見えた。
下山途中、山ガールと山ボーイの多さには驚いた。
上高地かというくらい、若者率が上がっていた。
みな、おしゃれでカワイイ。
中高年の方もおしゃれ率が高くなってきている。
穴のあいたズボンで、ま、いっかと言っている自分を反省。

途中の徒渉ポイントもこんな橋がかけられていた。
ファミリー登山や年配の人には
安全になって良かったかもしれない。
橋がないのも、面白かったのだが。

以前、地震だか何だかで崩壊していた産沼方面のコースも復活した模様。

名残ケ原まできて振り返ると、
栗駒山が大きな雲に呑み込まれていた。
迫力。

名残ケ原を、低く雲が渡って行く。
ここまで来るとさすがに登山者もおらず、一般観光客は
クマ避け鈴など持たないので
静かだ。

11時50分須川温泉着。
ここから駐車場まで約30分の歩き。
前方には秣岳。歩いたコースが見える。草紅葉の草原も。

下山後はどうしても食べたくなるソフトクリーム。

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