2012年8月5日 三滝沢 後編

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徐々に沢は狭くなり、行く手の樹々の隙間に
青空も見えるようになってきた。
沢はこんな、石や流木が堆積したと思えば、
またきれいなナメが現れ、
きれいな小滝が現れ、
またナメが伸び、
かと思えば、はまりたくなるようなトヨがあったり、
チムニーしたり、
沢の表情は、終盤にむかって
めまぐるしく変わる。
もう、ナメはないかなと思えば、
狭いながらも現れる。
だんだん傾斜も増して来て
フェルトソールでは、ときどき
ずるっと滑る。
目指す稜線は高度970m。
高度850m付近で二俣となっており
そこを右に進路を取る。
この辺かな。高度を確認しながら進む。
だいぶ稜線が近づいて来たが
まだまだこんなナメがあって楽しい。
そろそろ水量が乏しくなってくるので
ペットボトルに沢水を汲んでおく。
最後の水。
触るととっても冷たい。岩からしみ出たばかり。
さて、やぶだよ。つめ上がりだよ。
楽しい登山道探し。
14時20分、登山道発見。
薮こぎは15分くらいか。
風通しのよいブナの木陰で一休み。
沢靴からトレッキングシューズに履き替えて
ついでに私は、ハーフパンツを山スカに履き替えて
山ガールもどきに化ける。
15時。
長めの休憩を取ったあと、登山道を
ガンジャ分岐までラクラク歩行!、のはずでした。
高松から虎毛までの長い縦走路に使われるこの道は、
詰め上がりの薮漕ぎよりも濃い薮で
廃道寸前の状態だった。
かろうじて、踏み跡を辿ることができるが
倒木などがあるとその先がかなり不明瞭となる。
「山ガールだよ」と主張するも
「薮ガール」と言われる始末。。。
16時、分岐に到着。
この標柱付近はきれいに開けている。
ガンジャへの登山道は、先ほどの縦走路より明瞭だった。
16時30分ごろ、トラロープが張られた急斜面を
降りると、ガンジャ沢だ。
登山道がこの沢を何度か徒渉して付けられているが、
沢に入った方が早そうだ。
ふたたび沢靴に履き替えて、
ゆるやかなナメの沢を進む。
ナメ沢は、登るには気にならなかったが
下るには、フェルトソールだと滑りそうで怖い。
なまじ、スパイク長靴の安心感を知っているだけに
心もとなく感じてしまう。
ガンジャ沢は「カニ沢」のこと。
途中、小さなカニが、足元を横切って行った。
17時55分、林道に到着。
ここから30分ほど歩いて
クルマに戻る。
林道沿いにはきれいな沢が流れている。
丸一日、まるで子供の夏休み並みに
全力で遊んだ充実感が堪らない。

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