2012年12月2日 馬場目岳で復活登山

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馬場目岳は秋田県の中央にある太平山地の
西端に位置する1,037.4mの、三等三角点がある山。
名前が示すように、馬の守護山として信仰されていたようだ。

2009年秋の山行記録はコチラ

昨夜の積雪で、道路状態が不安だったが
登山口まで入ることができた。
本日は旭又口から山頂を目指す。
我々の他には、太平山奥岳へ向かうらしい登山者が二人だけ。

そして駐車場の奥にあるトイレは、今の季節、

カメムシの館と化しており人の侵入を拒むのだった。

9時30分。遅めのスタート。
本日の装備はワカン。

本格的な登りに入る前に、沢にかかる橋を渡る。
人一人がやっと渡れる、細い橋だ。

雪で登山道が見えなくなっていて、うっかり沢を徒渉する我々。
実際は沢沿いに道があり、
少し行ったところに、橋がある。
その橋がこれ。
登りに取り付く前に橋を二つ渡ることだけは覚えていたので、
橋は二つ渡らなきゃと、うかつにもこの橋を渡って
登山口方向へ逆行してしまうところだった。
その橋のたもとで、
S藤さんが「渡るのはおかしい」と気付いて地形図を確認し、
正しい方向へ。
さんざん地形図を確かめているすぐ脇には
雪で埋もれたこの看板があった。
これだから、積雪期は大変だ。

さて、橋を二つ渡り終えると登山道は杉林に入り、
情け容赦ない急登となる。
雪に隠れたゴロゴロした岩で滑って歩きにくい。
そしてすぐに暑くなってきて、上着を脱いだ。

11時。
登山道脇に立つ特徴的な大木を通過。
前に来たときは、この大木の下で休憩したっけ。

さきほどの大木を過ぎればまもなく、
登山道はスギからブナに代わる。
落葉したブナの森は明るく開放感がある。

11時37分。北東を向いていたルートは、
北西へ山腹を巻いて、分岐点へ続く尾根伝いの登山道になる。
秋ならば紅葉が美しいポイント。
この一カ所だけ、木々がなく視界が開けてササが山腹を覆う。

積雪が膝あたりまでになったので
ワカンを装着。
今シーズン初登場の雪山ギア。

12時15分。分岐に到着。
ここまでくれば、急な登りは終わり。
ここから先は、
40mほど下って、100m登り返し、
40m下って、60mほど登り返すアップダウンとなる。

途中、ブナに見つけた傷。
ナタ目か、クマかでしばし推理しあう。

分岐を過ぎてピーク1001を巻けば、約40mほどの下り。
雪をまとった灰色のブナが美しい。
この一帯は目立った大木のブナはない。

12時56分。登りかえしの100mを登りきる頃には
木々の背丈は低くなり、視界が開ける。
向こうに見えるは日本海。
こんな 季節だが、風もなく空はとても穏やか。

ピークを下ればまもなく、
山頂の避難小屋が見えてくる。
あとすぐなようでいて、割と遠いのだ。

13時14分。山頂ピーク手前の小ピーク。
見晴らしがいい場所。

彼方に太平山の奥岳の三角が、てっぺんに小屋を頂いて
よく見える。
奥岳に繋がる、宝蔵山、弟子還のピークを目で辿るのが楽しい。

奥岳から馬場目岳には縦走できるルートがある。
結構遠いのだが、なかなか魅力的な稜線にそそられる。

西側には秋田市と日本海。
雲がなければ、八郎潟と男鹿半島が見えるのだが。

馬場目岳は山頂直下に小さな湿原が、
こじんまりと開けている。
遠くに森吉山が雲に山頂を隠されながら見えた。
また、太平山地の最高峰「白子森」も
ひときわ白く存在感を放っていた。

13時25分。避難小屋。
山頂はすぐこの先だが、ひとまず遅いランチタイム。
小屋は1階は土間となっており、
突き当たりが奥行き80cmほどの板の間、
右奥が奥行き1.5mぐらいの板の間。
無理すれば4人くらいは横になれるだろうか。
もちろんトイレ付き。
2階部分は出入りのためだけのもので
1畳か少し広いくらいのスペースがある。

昼食後、山頂へ。
ここは三等三角点がある。
2時を過ぎると、日も傾きはじめ雲も多くなり
気温が下がりはじめたようで冷え込んだ。
今日は風がないのがありがたい。

山頂から八郎潟方面。
雲で見えず。
2時30分、下山開始。
ふかふかの雪はワカンで下りやすく快適だ。
しかし、
標高が下がるにつれ雪は少なくなり、
石や落ち葉が出てくると、
このルートはおまけに急なので
かなり滑りやすくなる。

16時20分頃、登山口に戻る。
あたりは薄暗くなっていた。
ちょっとのんびりしすぎたか。

雪が積もるとこの登山口駐車場は
春まで除雪は入らないので、今シーズンの馬場目岳は
登り納め。

もし、まだこのコースで登られる方は、
日没も早まっているので我々のタイムスケジュールより
1時間は少なくとも早めに行動することを
おすすめしたい。
登山道はところどころ、ピンクテープが見られたが
頼りになるほどマメには付いていない。

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