2014年11月1日 雨の五葉山へ赤坂峠から

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土曜だけは天気が良さそうだと、週の半ば頃から
五葉山を検討していた。
朝の天気予報では、どうやら天気は朝のうちだけのようであったが
ま、いいかと、登山口のある岩手県へ国道107号線を東へ向かった。
五葉山は北上山地の南に位置し、標高は1,341.3m。
五葉という名前はもともとは御用であり、
旧藩時代、伊達藩直轄の重要な山であったことに由来するようだ。
今ではシャクナゲの群落で知られるトレッキング対象として
登山者で賑わう山となった。
以前来たのは10年も前だろうか。
赤坂峠登山口に向かう道路の景色は大きく様変わりしていて、
大規模なソーラーパネルの太陽光発電所となっていた。
山腹をえんえんと、巨大なパネルが太陽を狙って並べられていて
圧巻である。
9時半過ぎ頃、赤坂峠登山口に到着。
雨がぱらつき、広い駐車場はクルマが2、3台。
そのうち一台はパトロールの人のよう。
そういえば、10年前も雨だった。それで諦めて戻って来たのだ。
2度も雨とは
晴れ女の私としてはレアな体験である。
せっかくの雨なので、ゴアの雨具を着込んで登ることにした。
9時50分、登山口出発。
入れ違いに、数分前に登り始めた登山者が諦めて下りて来た。
登山口には、山小屋で使用するマキ上げへの協力を呼びかけている。
2本、協力。
山は晩秋の装い。雨でしっとりとして美しい。
9時58分、一合目。
道はよく整備され、なだらかだ。
一般向けの広い登山道の脇を、このように尾根筋に付けられたもう一本の
登山道が並走する。こちらは一般向けより直登ぎみ。
一般向け登山道は、ゆるく九十九折りになっており、
今日のような悪天候でも安全に歩くことができる。
10時7分、二合目。
登山道脇を通る、もう1つの登山道としばし並行。
10時18分、3合目。
3合目は賽の河原だ。
しとしと雨の空模様と相まって、いかにも賽の河原だ。
晴れていれば、広く開けた気持ちのいい場所だろう。
緩い登山道はまだ続く。
カラマツの落ち葉が道を黄色く埋めていた。
カラマツは秋田ではあまり見ない。
10時30分、4合目の畳石。
4畳半ぐらいはありそう。大きな石は見応えがある。
ここまでは急な登りもない。足に自信のない人なら、ここまで散歩もいいかも。
4合目にあった看板。
この一帯は鹿がいるようだ。
畳石から先、登山道は鳥居をくぐる。
ここまでは、なだらかな山道だったが
この先は、ややキツくなる。
登山道脇には大きな岩と、小振りなミヤコザサが
山肌を覆う。
10時54分、6合目。
11時七合目だ。
ちょっとした広場になっているので、休憩にちょうど良い。
七合目をすぎると、シャクナゲの群落が出てきたのに気づいた。
祠が祀られている。
静かな山行を感謝してお参り。
先ほどの祠から5分ほど進むと
鳥居が現れて、また祠があった。大きな岩の下にある。
11時10分、八合目。
このあたりから登山道は緩くなる。
11時20分、九合目。
だいぶ雨も強くなってきた。
シャクナゲの群落が目立つようになってくる。
強まりつつ雨が、登山道にたまりつつある。
11時22分、しゃくなげ荘。さすがに風も出てきた。
ひとまず小屋に荷物を置き、身軽になって山頂を目指す。
山荘の裏にトイレがある。
とてもきれいに管理されていた。
そして水も豊富!
なんと素晴らしい山小屋だろう。
五葉山の山頂へは小屋の裏から。
小屋の裏はかなり広い広場となっており、
ベンチがいくつか置かれている。
天気がよければ展望が楽しめるのだが、
このとおり。
11時32分、日枝神社。
お参りして、山頂を目指す。
道は広く、ほぼ平坦。
11時38分、三角点のある山頂。1341m。
山頂のオブジェは震災で壊れたのか。
さらにこの先に10mほど高い場所があるのだが、
雨も強くなってきたので本日はここまで。
大急ぎで小屋に逃げ込み、雨具を干して
ダウンジャケットを着込む。
雨具のズボンから雨水が、スパッツ(今はゲイターと呼ぶのだっけ?)に
入り込んでしまって、登山靴にしみ込んでしまった。
雨の日は、スパッツはズボンの下に装着するのがいいようだ。
登山靴がまるで沢靴のようになってしまった。
雨はあっというまに登山道に水たまりを作る。
いつも人で大賑わいの五葉山だが、
本日は早朝に登ったらしい二人とすれ違っただけだ。
登山口のすぐ脇に、旧道らしい登山道の入口があった。
その登山道の前にはこの鳥居があり、
かつてはここをくぐって、やや急な道を登る山だったのだろう。
今度、晴れた日にでもこちらを登るのも楽しそうだ。
しかし晴れた日などはこの山は、人が多いだろうと思うと
なかなか足の向かない山でもある。悩ましい。
下山後は近くに五葉温泉がある。

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