2015年9月20日 雄長子内岳

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秋になると、雄長子内(おちょうしない)岳が呼んでいる。

正確に言えば、雄長子内岳のキノコが呼んでいるのであるが。
季節は早いかもしれないが、昨日までの雨である。
気の早いサワモタシが、わさわさと出ているのはないかと考えた。
林道脇のスペースにクルマを停め、
急登に備えてスパイク長靴に履き替えて出発する。
登山口付近にさっそく、サワモタシがひとつ。さい先のいいスタートだ。
登山口に入って驚いた。
なんと、うっそうとしていた杉林がきれいに伐採されているではないか。
登山道脇に重機のための作業道が並行する。
いつものキノコゾーンのひとつは、白昼のもとにさらされていて、
これではキノコ菌が殺菌されてしまいそうである。
残念ではあるが、そのかわり来年以降からは
ウドやタラノメあたりが期待できるかなと前向きに考える。
元・杉林ゾーンを抜ければ稜線に向けて、
急な山腹をぐいぐいと登って行く。
あいにく、いつものサワモタシ畑にキノコの気配は全くなし。代わりに
純白フリルのドクツルタケや、ベニタケ、テングタケが
これみよがしに出迎えるばかり。
登山道脇にブナの大木が現れれば、まもなく稜線だ。
夏キノコのアミタケがあるかと探したが、
逆にこちらは季節が遅かったようで、食べごろを過ぎたのが
数個あるばかり。
痩せ尾根を、松の木につかまりながら高度を上げて行く。
ママコナがちょうど見頃で慰められる。
呆れるような急斜面は、大木の生育を許さない。
おかげで低山にもかかわらず、見晴らしはすこぶる良好。
黄金のたんぼが美しい。
山頂からは横手市方面も。
遠くに女神山のたおやかな三角形と、平鹿町金峰山の三角形がかわいらしい。
天気が回復しはじめると、キノコを期待させた秋の気配とはうらはらに、
蝉がみんみんと鳴き始め夏が舞い戻る。
そんな夏と秋の端境でコーヒーを一服。
手ぶらで下山したあとは、麓近くの増田町のそば屋。
でん吉そばに立ち寄るとする。
ヤギとニワトリがいる。
十割手打ち蕎麦は、蕎麦の風味が濃くて旨い。
もちろん大盛り。本日はミズのコブと茗荷の和え物がサービス。
営業時間は11時から15時まで。
蕎麦で満足したあとは、この近くにある戸波鉱泉で汗を流した。
とろりとしたアルカリ性の泉質だ。
雄長子内岳登山の際には、温泉と蕎麦をセットでどうぞ。
※)雄長子内岳は低山ですが、山頂直下が呆れるような急斜面です。
下りが苦手な方はスパイクなが靴がおススメです。

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