2016年4月5日 そもそもわたしはやさしくない。

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新入社員の入る季節は憂鬱だ。
まず、朝が騒々しい。
新入社員は元気な挨拶が奨励されるこの慣例。どうにかならんのか。
いつものゆるいテンションでいたい朝なのにああもおはようございますを
怒鳴り散らされたんじゃ、朝からもう気分が下がる。
「元気に」じゃなく「明るく爽やかに」だろう。あれじゃあ学童だろう。
思わず早く社会に擦れちまえと毒づきたくなるのが正直なところだ。
そもそもわたしはテンションが低い。
社員募集広告にやたら仲よさげな「仲間たち」の集合写真をバックに
「いっしょに働こうよ!楽しい仲間とアットホームな職場!」という
広告があるがあれで人は応募する気になるんだろうか。
あの(私基準で)ハイテンションな仲間たちにはただただ引くばかりだ。
それからくっそどうでもいい質問も問題だ。
ここでそっけなく自分で調べとけと言おうものなら
上司としての資質云々を問われるという立場を見透かしているかのような堂々たる
くっそどうでもいい質問だ。いや、くっそどうでもいいのではない。
それくらい新聞読んどけレベルなのだ。思わずわたしはアンタの
パソコンかよ歩くグーグルかよ喋るヤフーかよと畳みかけたくなる。
ググっとけよ。マイコンでパソ通世代の私と根本的に違うだろう。
まあ大人だからそこは堪える。えらい自分。
しかし生理的に嫌なのはやたらすり寄ってこられることだろう。
なんなんだろうあの気色悪い間合いの詰め方は。
わたしは人とは一定の距離を置いておきたい方だ。そしてわたしは
あなたがたのお母さんではないのだ。擦り寄られてうれしいのは
猫ぐらいなもので、いや猫と桑田佳祐と羽生結弦以外には
何ぴとにもすり寄ってこられたくないのだ。
なのに若い子たちは体を寄せてくる。
ぜひパーソナルスペースという言葉をググってほしいと願う。自分の手でな。
 

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