2017年11月10日 晩秋の神室山へ西の又コースから

NO IMAGE

IMG_3084.jpg

晩秋もしくは初冬の神室山に

まだ登ったことがなかった。

ぜひ今年こそと、代休を取って金曜日の晴れを

神室山に充てる。

ちょうど代休を持て余していたF井さんと

静かな神室山を登ることにした。

 

IMG_3087.jpg

神室山は秋田県と山形県の県境にあり

神室連峰の主峰である。標高1365メートル。

主峰とはいえ、連峰の最高峰は

小又山の1367メートルで2メートル低い。

 

秋田県からは役内口から2本の登山道があり

ポピュラーなのがパノラマコース。

もう一本が西の又コース。

本日は西の又コースをピストンしてきた。

コースタイムは標準タイムが3時間30分ほどである。

 

8時30分に役内口を出発。

林道を20分ほど歩いて西の又コースが

始まる。

 

IMG_3088.jpg

懸念していた吊り橋は

まだ板があった。

シーズンが終われば、板が外されて

1メートル弱ほどの間隔の

細い骨組みを渡らなくてはならない。

 

IMG_3090.jpg

コースの名前通り

西の又川沿いにしばらく歩く。

登山路には落ち葉が敷き詰められ

晩秋のやさしい香りが心地よい。

 

IMG_3092.jpg

大きなカツラの木に、迂回路の案内があるが

迂回路は登りになる。

沢水の増水もないので、正規ルートを。

 

IMG_3094.jpg

第二渡渉点の吊り橋。

 

IMG_3097.jpg

第二渡渉点を過ぎると、

前神室から伸びる尾根の山腹を巻くようにして

登山道はしばし山腹を進む。

沢音が一時的に遠のく。

ここはなだらかな山腹と

伸びやかなブナの森で、お気に入りの場所だ。

 

IMG_3102.jpg

老いて猶、かむろの道に汗流る、のプレート。

おなじみだ。

 

IMG_3104.jpg

この先、登山道は急斜面を巻いて

付けられている。

夏はどうってことがないが、

落ち葉が積もると、木の根や

石が落ち葉の下に潜んでいるので

滑りやすいしコケやすい。

とても歩きにくくなる。

 

IMG_3106.jpg

いくつか枝沢を渡渉する。

渡渉した先の登山道が、

急斜面に際どい幅しかないところへ

落ち葉があって滑落しそうでヒヤヒヤする。

 

IMG_3107.jpg

途中にあった山ぶどう。

食べたがタネばかりですっぱかった。

 

IMG_3109.jpg

第三渡渉点。9時50分。

 

IMG_3111.jpg

向かいには三十三尋の滝。

かつて修験者がいたころはここで

水垢離したそうだ。

さすがにこうも寒いと倣いたい気はない。

 

IMG_3116.jpg

第三渡渉点から急登を少しいけば

不動明王の祠。

夏にきたときは、ゴミが散乱していて

片付けた場所だが、今日はゴミもなく

きれいに保たれていた。

いつもこうでありたい。

 

IMG_3118.jpg

不動明王から少し登ったところに

水場がある。ここが最終水場だ。

山頂にもあるが、足場の悪いところを

かなり下らなければならないので

ここで十分に補充することをオススメする。

 

IMG_3120.jpg

さていよいよ

胸突き八丁坂だ。急な登りではあるが

ガンガン標高が上がるので気分的には

楽である。振り返れば晩秋の森。

 

IMG_3125.jpg

今日は午前遅くから午後は晴れ予報だったが

里は日差しがあるようだが

山は雲がなかなか取れない。

 

IMG_3130.jpg

胸突き八丁が終わると

いっぷく坂。急登のあとのゆるい坂で

まさに一息いれられる斜度。

 

IMG_3131.jpg

いっぷく坂を登り切れば、平坦な場所に出る。

さながらいっぷく平と言ったところか。

得に命名を示すものはなかった。

 

登山道には雪が目立ち始める。

落ち葉にさらっと雪が積もると、とにかく

滑りやすい。

私もF井さんも足回りに雪の備えはなく、

稜線の雪次第では、撤退もありだなと

軽く打ち合わせ。

 

IMG_3133.jpg

この季節に登るのが初めてなのだが

ここまで視界が開けるのかと

新鮮な景色である。

 

IMG_3138.jpg

登り切れば、視界がひらけ

となりの稜線が間近に迫る。

 

IMG_3143.jpg

ゆるやかになった登山道を行くと

前神室の堂々たる姿。

神室連峰の山は、主峰以外も主役級の

山容で見ごたえがある。

 

IMG_3145.jpg

久々の御田。

水たまりは凍っていた。

 

IMG_3147.jpg

御田の神。

 

IMG_3150.jpg

やや下って、稜線を目指す。

登山道途中にある案内板には

「くまのよこみち坂」

「くまのひるね坂」があるが

このあたりのことだろうか。

 

IMG_3156.jpg

初夏にはキヌガサソウの群落で

賑わう急登は雪に埋もれていた。

稜線へと登っていけば窓くぐり。

 

IMG_3157.jpg

窓くぐりを抜ければ、やっと

神室山がお目見えだ。

さすがにここまでくると風もあり

気温も下がる。

もう衣類も冬の備えが必要だ。

 

IMG_3160.jpg

ありゃ~まだあんな遠くかと

F井さんがボヤきながらも

サクサク登って行く。

 

IMG_3172.jpg

稜線に出ると、シュカブラ。

 

IMG_3176.jpg

さて、避難小屋も見える。

 

IMG_3182.jpg

12時、山頂到着。

もちろんこの季節の平日のこと

誰もいやしない。

 

IMG_3194.jpg

静かな山頂を10分ほど楽しむ。

スタートが遅かったので、のんびり

ランチしている余裕はないのだ。

行動食をかっこんで、下山する。

 

IMG_3186.jpg

下山前に小又山への稜線を。

 

IMG_3191.jpg

こちらは登ってきた道。

 

IMG_3195.jpg

下山の頃になってようやく

青空が広がってきた。天気予報より

遅い晴れとなった。

 

IMG_3197.jpg

前神室方面。奥の三角が前神室。

 

IMG_3204.jpg

山頂手前の唯一の岩場には

鉄梯子と、太いロープが設置されていた。

 

IMG_3209.jpg

天気が良くなったので

振り返ってもう一度、神室山をパシャリ。

 

IMG_3212.jpg

どうしても目で辿るのは

今年に歩いた大鏑山への稜線。

今年は神室山界隈ばっかり登った。

 

IMG_3215.jpg

しつこいようだが、神室山を見納め。

 

IMG_3220.jpg

御田からも

晴天の前神室を見納め。

 

急な登山道の下りは、

雪と落ち葉で滑りやすいし転びやすい。

慎重に。

 

IMG_3230.jpg

第二渡渉点手前の森までくれば

景色もおだやかに。

日陰になるので、晴れていても

夕暮れのような気分にさせる。

 

IMG_3232.jpg

15時、下山完了。

明日から天気が崩れる前ならではの

快晴が広がっていた。

 

東北の山歩きカテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。