2018年12月28日 水晶目あてに玉山金山

2018年12月28日 水晶目あてに玉山金山

今月の中旬に、岩手県の室根山の帰り、
本当の目的である水晶採集の拠点、
玉ノ湯に 行ってきた。
この玉ノ湯は、氷上山の登山口でもあり、
玉山金山の鉱山跡の麓でもある。
三陸に近い、岩手県陸前高田市の竹駒町にある。

金山跡でなぜ水晶なのか。
水晶は石英という鉱物の一種で
実はこの石英の鉱脈には金があることが多いのだ。
昔は金鉱脈を探すため、
石英鉱脈を探すという方法があったそうだ。

この石英の成分には金を付着させる性質が
あるのではないか、とのこと。
また、金は温泉がわくような場所にも
多いとのこと。まさに黄金郷ジパング。
極楽じゃないかニッポン。

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玉山鉱山跡で水晶を拾うときは
その麓の玉乃湯に断りを。
勝手に掘り返したりはしないように
くれぐれも注意すること。

日本には他にも水晶が取れる鉱山跡が
いくつかあるのだが、
マナーのない人々の採集によって
鉱山遺跡が穴ぼこだらけになり
地元とのトラブルが頻発している。
こうして入山禁止となった例が少なくないのだ。

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玉乃湯の裏へ伸びる車道跡を登ると
すぐに鉱山跡の案内が出てくる。
沢かなと思っていると
それらは金を掘った坑のあとだ。

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地元の方々の警告。

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こんな跡地が随所に。
そして足元には無数の石英と水晶が散乱する。

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水晶はズリという場所にびっしりとある。
ズリというのは金を掘った際に
不要な屑を捨てたところ。
つまり水晶もそれに含まれる。

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玉山の水晶の特徴としてはでかい、透明度が高い。
そして双晶といって
一つの結晶に二つが生えているものもある。


双晶はこんな感じ。
わたしが拾えた双晶はこれで精一杯。
本日同行いただいた地元のS氏は
水晶などはもう珍しくもないようで
もっぱら当時、鉱山で使われていた石臼を
探している。

昭和の初期などは、手のひらより長いような
水晶がごろごろ落ちていて
拾ってポケットに入れて帰ると母親に
ズボンが破けると怒られて
捨てられていたそうな。
当時は水晶よりも衣類のほうが貴重だったのだ。。。

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玉山神社にお参り。

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見事なケヤキが
岩を割って聳えている。

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神社への参道の階段にも
地元の石が使われていて当然、水晶が含まれる。

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足元に転がる水晶。

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大物。
泥を落とせば立派なオブジェに。
玉乃湯に寄贈。


私の成果物。
目が慣れている人などは透明で
結晶が完全な水晶を拾っていた。
水晶の価値は結晶に傷がなく、
先端が尖っていて、透明なものにある。


これはゴースト入り。
玉乃湯に展示しているのだが
水晶の結晶のなかにもうひとつ水晶の
結晶があるという珍しいもの。

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水晶採りのあとは
玉乃湯でおやつタイム~。


玉乃湯は天然温泉ではないが
お料理も美味しく、館内も綺麗で居心地がいい。
スタッフの人たちも親切だ。
そしてスタッフとして
カウントされているか知らないが、
猫のタマくんがいる。
館内は出禁になっているようだが、
ときどき出会える。

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朝食に初めて食べたわかめのしゃぶしゃぶ。
わかめに感動する日が来ようとは思わなかった。
冬が旬とのこと。
すぐそばが氷上山の登山口なので
秋田から遠征するなら登山と
水晶と玉乃湯の三点セットプランがおすすめだ。

初夏は氷上山のツツジ目当てに
冬ならば秋田では見られない真冬の青空目当てに
いかがでしょ。

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