甥っ子がこの春から大学生となり
遠く長野県で一人暮らしを始めた。
学園祭があるのでそれを口実に
孫に会いたいじぃじとばぁばを連れて
松本市まで行ってきた。
ろくに学園祭を案内してくれない甥っ子に
愛想を尽かしたわたしの提案で
松本城を見物に。国宝だ。
戦国時代のまま現存するお城だそうだ。
シュッとしたかっこいい城だ。

だがわたしの関心はその城のかなたに
ひょっこり顔を出す槍ヶ岳に釘付けだ。
手前は常念岳だ。
シュッとした惚れ惚れする眺めである。

そんなニーズが多いのか
天守閣には展望できる山の案内がある。
国宝の天守閣から眺める北アルプス、
最高だ。だができれば
槍ヶ岳からこの天守閣を眺めるほうが
もっと格別なのだろう。

国宝だけあっていつでも混んでいる。
30分並んで入場し、こんな急登を
そろそろと登って城の最高峰天守閣に登ってきた。
階段の下りでは観光客はみな前向きに階段を
おりていったが、
いやもうここまでの斜度だと
むしろ後ろ向きで三点支持で下りたくなる。

甥っ子の通う大学を起点にすれば
結構観光地を巡ることができる。
こちらも国宝の旧開智学校。

なんとここにも誰が使うのかというほど
急登の螺旋階段があった。
さすがに使用禁止になっていた。
ふたつの国宝には感心したが
その国宝がなぜかどちらも
急な階段を備えていることが
ツボる松本観光だった。