コヨウラクツツジ

2014年5月3日
岩手県 箱ガ森
花はややいびつな壷型。1センチに満たない。花の先が5裂して反り返る。
この次期は、芽吹きもまばらな早春の森に、足元のキクザキイチゲやカタクリなどに 目を奪われ勝ちだが、ちょうど人の目線の高さにコヨウラクツツジがこじんまりと咲いている。

2006年6月3日
焼石岳 中沼コース
つぼみからそろそろ咲く頃。

トップページへ

東北プチ花図鑑もくじ

東北プチ花図鑑・番外編

息抜き花コラム

名前にあるヨウラクとは漢字で瓔珞と書く。これは仏像や仏壇の荘厳具のことで、菩薩以下の仏像に用いられるそうだ。またお寺や仏壇の天蓋の荘厳具としても用いられるとのこと。お寺に行ったとき、天井につり下げられているあのキラキラした飾りのこと。コヨウラクツツジの咲く様は、これらに比べるとかなり地味て目立たなくもないが、なかなかしゃれた命名だと思う。