西日本にはウバユリが自生するそうだが、本州中部から北海道にかけては、それより大きいオオウバユリがある。花が咲けば、ユリだと分かるが
葉だけのうちは、他のユリのような細長い葉ではなく丸い大きな葉なのでなかなかユリと結びつかない。
林道の草刈りなどが成されていても、このオオウバユリなどは刈らずに残されていることがある。昔から、この鱗茎は貴重な食糧になることを地元の人たちの間に継承されているのかもしれない。
特にアイヌの人たちは、鱗茎から採れるでんぷんを食糧としていたようだ。
2009年7月26日
森吉山界隈
オオウバユリと背比べ。でかいでしょう。