キブシ

2014年5月17日
秋田県横手市平鹿町 金峰山
キブシの漢字表記「木五倍子」は、染料に使われたブシ(五倍子)の代用として使われたことに由来するようです。 何の染料かと言いますと主にお歯黒で、昔の既婚女性の歯を黒く染めるための染料でした。ヌルデという木に昆虫が寄生すると 瘤ができ、ここから黒色の染料として使われるタンニンが採れるそうです。この瘤をフシと言い、ヌルデは別名フシノキです。

2014年5月17日
秋田県横手市平鹿町 金峰山
キブシは雌雄異株。比較的大きくて、黄色が強いのが雄花。

2014年5月17日
秋田県横手市平鹿町 金峰山
こちらは雄花のアップ。雄しべが見える。

2015年4月
お茶の稽古場で茶花として飾られていたキブシの雌花。
雌花は雄花よりもやや小振りで緑色っぽい。

2015年4月
雌花のアップ。雌しべだけで雄しべはない。

2014年6月14日
秋田県刈和野 黒森山(大平山)
キブシの実。

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