センブリ

2014年9月28日
真昼岳赤倉口
草丈は5〜30センチぐらい。二年草。一年目はロゼット状の根生葉で過ごし、二年目に花を咲かせる。秋に15〜20ミリほどの白い花が咲く。 花びらは5枚がほとんどだが4枚のものもある。

2014年9月28日
真昼岳赤倉口
別名を当薬といい、日本の三大民間薬のひとつ。他にはドクダミ、ゲンノショウコがある。漢方には使われておらず日本固有の生薬だ。 開花期の全草が薬として用いられ、薬効は胃腸虚弱、下痢、腹痛、そして発毛にも良いようだ。乾燥させて煎じたり粉末にして服用する。

2014年9月28日
真昼岳赤倉口
良薬口に苦しと言うが、この葉っぱを少しかじったことがあるがその苦さたるや最強クラスだ。名前の由来が「千回振っても(煎じても)まだ苦い」ことに 由来する千振だというのもうなずける。

2014年9月28日
真昼岳赤倉口
苦いことで知られる熊の胆だが、リンドウは竜胆で、熊の胆より更に苦いことから竜の胆とされたことに由来する。しかしこのセンブリは その竜の胆よりさらに10倍ほどの苦み成分があるそうだ。

トップページへ

東北プチ花図鑑もくじ

東北プチ花図鑑・番外編

ちょっと似てるかも?

アケボノソウ