大石岳は田沢湖の西側、太平山地の東方南端部に位置する。平坦な山頂部が仙北地方からも見える標高１０５９mの山。平成１４年に、測量や植林で開かれた歩道が整備されてから一般的に登られるようになったとのこと。
そんな超マイナーな山頂へ気持ちよく伸びる西又沢を使って登頂した。
右図はその遡行図です。

大石岳への一般登山道入り口の標識を左に見ながら通り過ぎて、西又沢に入る。この沢はウエブなどで検索しても遡行記録が見つからなかった（０８年７月現在）。つまりは地形図だけが最大限の情報で、何が出てくるのか全く分からない未知の世界。
２０分ほどゴーロ歩きが続き最初に出てくるのが２mほどの小滝。そのすぐ後にも小滝が連続する。