三森山は横手市山内村からよく見える山。
国道107号線を横手方面からクルマを走らせ、
湯川温泉手前から右手に入る。「三森山登山口」の小さな看板がある。
登山口の案内板。
ベンチの数が20個とか、紹介されている。
よく整備された歩きやすい山でした。
最短直登の九十九折り登山道は、プチ虎毛山状態でした(^^;
なお平成5年発行の地形図に記された緩やかな登山道、
山頂から見る限りは、灌木があるばかりで
それらしい踏み跡は、私には確認できませんでした。
登山口から少し入ると、あずまやがある。
三森山は秋田県と岩手県の県境にあって、1時間足らずで
登れるけど一応標高は1102m。山頂には三等三角点。
晴れていれば焼石連峰の眺望が素晴らしいらしい。
はじめのうちは、登山道は雑草がみっちり。
近所の里山的雰囲気です。
そして5合目手前で、またあずまや。
しかもこれ、登山道のど真ん中にこつ然と現れる。
あるいはあずまやの中に登山道がある、とも言えるけど。
あずまやを過ぎると、山頂直下まで九十九折りの急登。
平成5年の地形図ではこのルートは記載されていない。
その平成5年の地形図を持ってたので、急登はほんのちょっとと
思ってたから、ちょっとショック。
本日は花には恵まれなかったけど、キノコがたくさん。
特に多かったのがベニダケの仲間だったけどね。。。。
山頂まで600mの看板。
この山は、かなりこまめに木製のベンチなどが設置されていて
休憩ポイントには困らない。
登山道も、きれいに刈り払いされていて登りやすかった
山頂まで300m。
この標識、標高で記載してくれると分かりやすいんだけどね。
ここまでくると、急登も緩み始めてほっとする。
山頂近くの平坦な尾根歩き。。。
気持ちいいだろうと思ってたら、笹薮が茂ってましたが、
迷うほどでもなく。
笹薮が明るくなってぽんっと山頂に到着です。
木製のベンチが4つある、こじんまりとした場所。
かつては八方嶺(または天下八方)と呼ばれる程に
焼石の眺望が素晴らしい場所とのこと。
残念ながら、本日は標高1000m前後を雲が流れている。
蟻巣山方面、山頂から南方向へユニークなカタチの山が
見えるけど、何だろう?
お昼のカップラーメンを食べてもなお、眺望は改善されない。
眺望はないけれど、吹く風が涼しくて気持ちよく、
しばし、下界の夏を忘れてのんびり過ごす。
下山にとりかかる。
夏の日差しが白く光っていた。
あじさいはフリルっぽい花弁の
ちょいハデバージョンと、スタンダードバージョン。