週末山登り 焼石岳

◆銀明水まであと少しのところ◆

銀明水でおいしい水を補充
そのとき・・・

美味しいとの誉れ高い銀明水で、喉越し柔らかな水を味わった。登山道はまだまだ雪の下で、どっちへ行くか地図を引っ張り出していると、一人の年輩の女性が登って来て「ひゃ〜〜〜〜〜〜!」とけたたましく声を張り上げた。熊でもいたかとドキドキしていると、ここまでの登りから開放されたことへの安堵の叫びだったみたい・・・。「私何回も来てるのよ」と地図を調べている私をめざとく見つけ、途中まで一緒に行こうかと持ちかけてきた。ちょうどいいやと同行することに。

◆噂の銀明水◆
◆銀明水前のベンチ◆
◆避難小屋◆
◆綺麗な小屋◆
◆滑れそうに豊富な雪をキックステップで◆
◆ガスのなか頼りの道しるべ◆

ガスの残雪をおばちゃんと。

雪は程よく柔らかいので蹴りこめば難なく登れた。ストックを1本持ってきてたのでこれが正解。登りも下りも重宝、重宝。同行のおばちゃんはよく喋ったし、ときどき例の「ひゃ〜〜〜〜」という叫びを上げた。とにかく賑やかだったので、さすがに熊はこないだろうと熊鈴をしまった。 あちこちの山をこんなふうに独りで登っているのだという。花が好きだが、雪は嫌いなようで「こんな雪、早く溶ければ!」と雪を蹴りこみながら登っていた。雪があると楽なので私は、雪は雪でまたいい。

◆木道が出るとほっとします◆