About Ringo3zan
りんご三山とは?
りんご三山友の会ってなに? 気になる方、入会ご希望の方はコチラ!
どこにあるの?
秋田県横手市の平鹿町から増田町の東側に連なる丘陵地に、りんご三山があります。
最も標高の高い金峰山、ふたコブのピークが寄り添う男亀森と女亀森、台形のどっしりとした真人山。
この仲良くならぶ三座を、麓のリンゴ園にちなんで「りんご三山」と秋田りんご三山友の会では(勝手に)名付けました。
春にはユキツバキの紅の花と新緑、夏は木陰に涼を、秋は紅葉ときのこ、冬はスノーシューハイキング。一年中訪れたくなる、身近な自然がここにあります。
りんご三山友の会ってなに? 気になる方、入会希望の方はコチラ!
りんご三山リーフレットはこちらからダウンロードできます。(3MBあります)
●プリントの設定:A4サイズ/両面プリントで短辺綴じ
●三つ折りにしてください。(巻き込み三つ折り)
無雪期のコース例
金峰山
標高450m。
昭和30年代まで修験の場として女人禁制の山でした。
山頂には蔵王権現を祀る金峰神社があり、またブナの林床にユキツバキが群落する珍しい植生を見ることができます。
ブナもユキツバキも多雪地帯に進化適応した植物です。
アクセス
国道13号を、横手市平鹿町醍醐大橋交差点でJR醍醐駅方面へ。ここから「ときめき交流センター ゆっぷる」方面へ。
フルーツロードに出る十字路から、明沢沼(明沢ダム)方面へ進み、ダムを過ぎて道なりに進むと右手に石造りの鳥居が見えてくる。
向かい側とさらに30mほど進んだところに駐車スペースがある。ここが登山口。
コースタイム:
登山口==20分==金峰山山頂
見どころ:
山頂直下はブナの純林にユキツバキが林床に群生する。秋田県の自然保全地域に指定されている。
男亀森・女亀森
標高335.8m。
横手盆地からは三角形の金峰山と、台形の真人山の間にこんもりと寄り添う二コブの山として展望できます。
山腹には坑道跡があります。(見学は不可・整備されていません)
アクセス
金峰山の登山口までの道を、そのまま進む。途中でT字路があり真人公園方面へ右折する。
車の駐車は、展望台の東屋(解体して下部分のみ)付近か、そこから少し下ったところに山道と合流する。この山道の入り口付近に小型車なら停められる。向かいにもスペースがあるが、四輪駆動車でなければ厳しい。
この山道からスタート。道は3方向に分岐するが、向かって右側へ進めば金峰山への展望ルート。ただしヤブの場合もあるので注意。
女亀・男亀へは左へ入っていく。
しばらく進むと分岐する。正面のややヤブ道が女亀森、右側の山腹を巻く道が男亀森への道。
男亀森へは、女亀森山頂から尾根づたいにルートがある。
コースタイム:
登山口==20分==女亀森==25分==男亀森
見どころ:
登山口の車道からは泥湯三山など展望が良い。
また、金峰山方面の展望の稜線からは鳥海山や平鹿平野の水田など展望が良いので足を伸ばすことをおすすめしたい。
女亀森山頂には東屋がある。雨天時でも休憩できてうれしい。
男亀森には三吉神社が祀られている。
その北面には昔、鉱山があった。
※山域は縦坑などが今も残り、崩落の危険もあるので無闇にヤブに入らぬように。
真人山
標高390.4m。
桜の名所でもあり、りんごの歌で有名な映画「そよかぜ」のロケ地でもあった真人公園の東にあります。
緩やかな九十九折の山道は所々で展望が開け、早朝には低山ながらも雲海が見られることもあります。
かつて東北一帯を支配した豪族清原一族ゆかりの地でもあります。
アクセス
桜の名所で有名な「真人公園」が登山口となるので、ここを目指して行く。
公園には広い駐車場もトイレも、水場、キャンプ場もあるので安心。
登山口の標識がないので分かりにくいが、園内のキャンプ場炊事場横の階段を登って行くと、アスレチック遊具などがあるのでさらに進む。
三十三観音めぐりの石仏があるので、そこから山道がはじまる。
道は緩やかで整備が行きとどいていて、安心して歩くことができる。園児たちにも遠足のスポットだ。
コースタイム:
真人公園==50分==神社==20分==三角点山頂
見どころ:
三吉神社からの展望が良い。山道の足元には松ぼっくりが落ちているが、よく見ればリスが食べた後の「エビフライ」もたくさん。