
プロフィール
| ユキザサ |
| 雪笹 |
| ユリ科 |
分布

北海道から九州の山地に分布。
カタクリの花が終わるころに若芽が出て、白い星のような花を咲かせる。
山菜としても人気。
特徴

楕円形の葉が互生し、茎は上の画像のように「く」の字にジグザグになっている。
山菜として

地中から顔を出した若芽は山菜としても人気。
茹でておひたしやあえもの、マヨネーズなどをつけても美味しい。
クセやえぐみがなく、ほんのりと甘味があって食べやすい。

山菜として摘む場合は、若芽の根本から採る。

葉が開き、蕾が出たものはもう山菜としては食べない。

手前から時計まわりに、シオデ、ミズ、奥がユキザサ。
・・・のつもりだったが、よく似たホウチャクソウの若芽だった。
山仲間からもらったのだが、あまりに苦くて食べられずホウチャクソウだと気がついた。
このように、万が一間違えてホウチャクソウを採ってきたところで、不味いのですぐわかる。
よく似たもの:ホウチャクソウ

若芽は食べられないホウチャクソウとよく似ている。
上の画像は間違えて採ってきたホウチャクソウ。
ホウチャクソウは毒かどうかは不明だが、食べるととにかく苦いので食べていられないのですぐわかる。
また摘むときに悪臭があるようなので、迷ったら匂いを嗅いでみよう。

こちら、手前の花がユキザサ。奥の釣鐘型の花がホウチャクソウ。
葉が開き花が咲けば、全然見た目は違うのだが。

こちらユキザサの実。赤く熟す前のマダラな色合いも素敵です。




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