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息抜き花図鑑「ヤマジノホトトギス」
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ユリ科。秋田では8月中旬から9月に、山野の日当りの良くない樹林下に咲く多年草。黄色バージョンの タマガワホトトギスは沢登りや薮こぎ中など、比較的山奥で見かけるがこちらは里山に生えている場合が多い。形はすばらしくハデではあるが、さながらヒョウ柄を連想させるタマガワの、黄色地にホトトギス柄に比べると、ヤマジのほうは白地にシックなえんじ色のホトトギス柄でやや大人なイメージ。
息抜き花図鑑「ウメバチソウ」
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ユキノシタ科。5枚の花びらと5本の雄しべ。この雄しべははじめ折り畳まれていて、一日に一本ずつ立ち上がる。その雄しべの間には線状の仮雄しべがある。見た目が分かりやすく、ウメバチソウの判別などチョロいなと思っていたが、案外ややこしい花であった。というのもウメバチソウには、良く似たエゾウメバチソウとコウメバチソウがあり、その見分け方は仮雄しべが何本に分裂しているかによる。ウメバチソウは約16〜22、エゾは9〜14、コウメは7~8つに分裂するのだそうだ。なんと、これでは登山道脇で安易に物知り顔などできそうにない。ルーペか何かで仮雄しべを数えてはじめて「これはウメバチソウ」と講釈を垂れることができるのだ。