2020年8月16日 太平山地の篭沢を遡行して馬場目岳へ。

2020年8月16日 太平山地の篭沢を遡行して馬場目岳へ。

矢留山岳会のメンツで納涼に行ってきた。
太平山地の篭沢。
旭又から馬場目岳手前のコルに
突き上げる沢で藪漕ぎもほぼない。

メンバーは橋爪隊長、松橋突撃隊長、
A澤氏、武藤っち、すよさん、ばりこ。
すよさんは本日が沢デビューだ。
なんとすよさん、
下に水着を着てきたそうだ。
その手があったか!

ちなみにGPSデータはこちら、
YAMAP
で。

7時40分ごろ篭沢入渓、
12時14分、馬場目岳稜線
12時30分 馬場目岳山頂
13時 下山開始
14時30分ごろ 駐車場

旭又の登山口からしばらく
馬場目岳登山道を進んで、
おなじみこの、石橋から篭沢に入渓。
7時36分。

前日、結構な雨量があったので
大丈夫かなーと沢を見れば
やや水は多いものの、濁りもなく
そして本日は天気も良い。

ゴーロを歩いたのちに
堰堤を巻く。
沢に下りるのにちょうどいいので
懸垂下降の練習。

水は冷たく、納涼にはぴったり。

堰堤から15分ほどゴーロののち
小滝。

ときどきこのサイズの小滝が
現れて、しかも本日は
そこそこ水量もあり、
何よりも水が冷たすぎて
ドボンしたくなくて慎重になる。

ぎり、手足が対岸に届くので
チムニーのようなことをしたり。

8時40分、曲がったところで滝。
サイズ、記録してなくお粗末・・・。

水量も結構あるので
突撃隊長が今日はロープの
出血大サービスだ。

ムラサキアブラシメジモドキ。
食べられるキノコ発見も、
ひとつだけだし。

9時6分、なかなかの滝。
10メートル以上。

いつもは、右岸を登って、
滝をトラバースして左岸に取り付くようだが
ごらんの水量。

巻くことに。
程よいホールドスタンス。
ただ、突撃隊長がせっかく
ロープを出してくれたので
使わせてもらうのだった。

ゴーロ歩きと
ときどき小滝でバランスのよいコース。

やたらとカエルがいた。
水も冷たいのであちこちの
岩でだるそうにしていた。

こちらは2段の滝。

シャワークライミングを楽しむ隊長。

2段の滝の2段目。

だいぶ標高も上がってきた。
740M付近の滝。

この手前、2又になっているところで
右側の沢の先には
10メートル以上はありそうな大きな滝が
あったが、そちらではなく
左側に入るとこの2段の滝に出る。

直登できるかと思いきや、
水量も多いので巻く。

2段の滝の2段目は
5メートルほどの
ナメの美しくたおやかな滝。

実は、この滝のあとすぐに
右側からの枝沢に入るのだったが
見落としてしまう。

標高にして740メートル付近。
20メートルほど登ったところで
気が付いたが、下るのもやだなあと
そのまま進む。

ちなみに、馬場目のコルに抜ける正規ルートでは
最後に15Mほどの滝があるとのこと。
次回への持ち越しに。

ということで、初ルート開拓へ。
目指すコルよりも
30メートルほど余分に詰め上がり、
100M弱、西の登山道に出る。

最後の斜面はこんな岩床。

藪は比較的薄く、
ほんのちょっと。時間にして
5分もないくらい。

お昼ちょっとすぎ、
稜線の登山道に出る。
この沢は、沢を間違えても
ひとまず稜線の登山道に出るから気楽。

すぐそこなので
馬場目岳山頂に向かう。

何度か登った山だが
沢から詰め上がるとまた充実感がある。

貸切状態の小屋で大休止して
下山へ。
登山道を旭又へ下っていく。

登山道わきには
おいしいタマゴタケ。
食べごろ。
ドクツルタケも元気にいらっしゃった。

14時30分すぎ、下山完了。
楽しい水遊びだった。
下界が暑すぎて、登山口の沢に
再び入って水浴びしてから帰路につく。

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