私の一番の虫除け対策は、利己的でジコチューこの上ないが
前夜に多めにアルコール摂取した、黒ずくめウエアの男性と登ることである。
面白いぐらい、その人がアブやブヨを一身に引き受けてくれる。
虫は二酸化炭素や体温、そして黒いものに寄ってくるそうだ。
したがって、この最強な虫除け対策が出来たなら
あとは、余波的にこちらにやってくる虫をどう撃退するか、である。
山仲間がよく携帯する虫除けがこれ。
レモンバームの爽やかな香りが良い。なんだかかっこいいので
今年初めて、私も買ってみた。
その際に、お店の方から
「効き目は短いですけど、体には安全ですよ」と言われた。
レモンバームの香りが消えたら、再度スプレーするのだそうである。
天然素材だから、子どもにも安心して何度も使えるそうである。
虫除けの安全性なんぞ、考えたこともなかった。てっきり、
虫にしか効かない薬剤でできていて、ほ乳類には無害だとばかり思っていたのだ。
調べると、殺虫効果はディートという成分によるもので
これが多いほど、効果が強く長く続くのだそうだ。
一方で、人体にも害はあるようで、説明書きを改めて読んでみると
子どもへの使用については、乳児、幼児、児童ごとに使用限度が
定められているではないか。
こちらはディートが60gあたり3.6g。100gあたりで6g。
こちらの製品なんぞ、ディートが100g中、12gも。
これは日本の最高濃度である。
先ほどの製品の倍である。説明書きには、「漫然とした使用を避け、
戸外など必要な場合にのみ使用すること」と書いてある!
知らなかった。
ディートというのは、かつてはアメリカ軍がジャングルの虫除けに
開発したもので、必ずしも人に害がないわけでもないらしい。
重大な被害は及ぼさないようだが、人によっては肌荒れやアレルギー、
連続的大量摂取の場合は神経毒性が見られたともあるようだ。
だが、その害よりも虫を媒体とした感染症などの方が深刻である場合は
積極的に使うべきだろう。
ディートの濃度5%で90分、虫除け効果が持続する。
で、こちら。パーフェクトポーション。
天然成分なので、幼児にも繰り返し使うことができる。
ただし、香りが持続している間のみ。
だが、とめどなく汗をかくような状況では
ディート配合のものよりも、持続時間は短いが
何度も使える、こちらの方が安心な気がする。
同じような成分で、香りが長時間持続するのがコチラ。
洋服や帽子に貼ればよい。
山彦さんに教えてもらった。
確かに香りがスプレーよりも持続する。
帽子に貼れば、顔回り首回りを防御できる。
脚は、タイツに貼ったが、タイツだと汗ではがれてしまった。
プーさんバージョンはやや割高。
もうひとつ別のキャラものがあったがそちらは数十円安かった。
いままで無頓着だった虫除けグッズ。
今年はちょっとこだわってみる。
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