書籍化レポ5弾、
まだ第3章までしか進んでないというのに
今週には発売になるという諸行無常さよ。
第3章 勝手に作った三山シリーズの
ラストは鏑三山。
「それどこの山」と山行報告の際には
よく訊かれるわたしですが
鏑シリーズほど
「それどこ」感極まる山はないでしょう。
なんてったって鏑の名前は旧姓。
神室山=鏑山
禿岳=小鏑山
大鏑山=大鏑山ただし地味。
地形図にこ3つの山が一直線に並んでいる。
ただそれだけでわたしの心は
かきたてられ、想像力は暴走し
こと大鏑山の名前の立派さに
反比例するその佇まいの地味さたるや
これは何がなんでも登らねばと
ひとり残雪期にテントを背負って登った山。
フツー、女がひとり藪漕ぎながら
こんな山域にテント背負って登らない、
と若干引かれる。
引き続き
第4章は秋田の太平山全部に登ってみた。
地形図を眺めると、山の名前というものは
割と同名が多いもので
太平山(大平山)についても同様。
太平山といえば三吉さん。
秋田の神様だ。
この太平山(大平山)全部に
登ってみようかと考えた。
全部で8座。のらりくらりと数年かけて
登ってみた。
そして最後の最後に9座目が見つかるも
それは登るにも登れない、
幻の9座目太平山というのも
オマケで数行。
第5章は珍しい名前の山に行く!
登山を始めたころはガイドブックなんかを
参考に、登る山を探していたが
最近は国土地理院の地形図がガイドブックだ。
そこに珍しい名前の地名や山名を
見つけた時の喜びといったら。
1)雄長子内岳
2)狐狼化山
3)丁岳
本章ではこの3座をチョイス。
コメントを書く