プロフィール
シロバナニシキゴロモ |
白花錦衣 |
シソ科 |
分布
主に日本海側に分布する。
上の画像は秋田県由利本荘市の八塩山で。
絶滅 | ー |
絶滅危惧Ⅰ類 | 山梨・和歌山・愛媛・大分 |
絶滅危惧Ⅱ類 | ー |
準絶滅危惧種 | 奈良 |
※レッドデータは「ニシキゴロモ」の情報↑
名前の由来
葉っぱが美しいことから錦の衣に例えて、とのこと。
シロバナニシキゴロモの葉っぱよりも、ニシキゴロモの葉っぱのほうがもっと紫が強い。
たしかに葉のその形といい、左右に大きな葉、上下にやや小ぶりな葉が整然としたシンメトリーを成していて美しい。
一方で、山と渓谷社出版の野草の名前の著者高橋勝雄氏の推測によると、「錦」ではなく、紫と緑の2色から成る様子から「二色(にしき)」だったのでは?とも。
さて、どっちの説が由来なのでしょうね。
花の付け根は割と毛深いが、ニシキゴロモのほうはもっと毛深い。
似た植物:ニシキゴロモ
こちらがニシキゴロモ。
北海道から本州、四国のあまり草が茂らない山地に分布する。
上の画像は4月下旬の男鹿半島のニシキゴロモ。
花の色は白から紫までバリエーション豊富。
葉っぱはシロバナニシキゴロモに比べて「濃ッ」という印象。
葉脈も深くくっきりしていて紫色も濃く、
なんだかとっても丈夫そうな植物に見える。
そして
ニシキゴロモのほうは明らかに葉の色が二色なので
個人的には高橋勝雄先生説に納得する。
シロバナニシキゴロモのほうが
優しげで好きだわ。
コメントを書く