昨年は秋田市八橋の外壁解禁初日から登ったが
今年は仕事やら雪やら寒いやら。
道具をようやくひっぱり出してようやくエンジン暖気モード。
道具だけはいっちょまえだが、腕前はたいしたことない。
けれども越えたい壁があるかぎり、気持ちは高まる。
山は年齢、性別、体力、知力、個々の能力のレベルを駆使して楽しめるのがいい。
いつから始めてもいいし、何を到達点としてもいい。
見渡す限り世界中がレジャーランドという贅沢。
などと言いながらも、今年は天気や仕事の折り合いがあわず、
不完全燃焼のまま冬が終わる。季節が移る。
土曜はお茶の稽古。
山の季節の移ろいを取り込んでいるのが茶室。
お軸は「春水満四澤」。春水、四沢に満つ。
花はムシカリ。冬に野から採ってきた枝を咲かせたのだそうだ。
棚は吉野棚。桜にちなんだ「吉野」。
棚の由来は、京都の高台寺にある茶室の大丸窓を模したもので
吉野大夫が好んだ窓なのだそうだ。
NHKの八重の桜の最終回で、八重が点前で使っていたとのこと。
知っていれば観たのだが。。
棗(茶入れ)は唐物の七宝焼。ずっしりと手のひらに重い。
とても華やか。青がとてもきれい。
さて、マンサクの便りも聞こえてきて
春の里山めぐりもしたく
その一方で残雪期しか行けない山に分け入りたくもあり。
ひとまず今日は仕事を片
付けようっと。
付けようっと。
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