2016年7月23日 山スイーツでドヤ顔しよう!企画。スモアで気分はアメリカンに

2016年7月23日 山スイーツでドヤ顔しよう!企画。スモアで気分はアメリカンに

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アメリカのアウトドアの定番お菓子をご存知だろうか。
S’MORESだ。スモアと読む。

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私は今週の基礎英語3のストリーミングで初めて知った。
先々週、ダグの家に遊びに行ったユキチ。
こっちが期待するようなBL展開もなく
巻き寿司セットとゲームの話に終始した展開で、
若干安堵しつつも肩すかしだった。

そして今週、またダグの家に遊びに行くユキチは
お土産にこの「スモア」の材料を持っていくのだ。

そこで、ダグの父やいやダグすらも
ひょっとしたらロボットか?的な伏線が張られ
基礎英語で真面目に勉強する中坊たちを
もうこの基礎英語3ワールドから離れられなくしてくれた。

だが、私的には、いや大人の
世間擦れした心でこの展開を読めば
ダグのお父さんがスモアについて説明したときに、
ユキチが心中でつぶやいた、
「That’s what Mom said……very strange.」
の台詞。これこそ何やら怪しい展開ではないだろうか。

「変だな、ママと全く同じことを言っている」
おいおいおい!
朝のさわやかな基礎英語ドラマが、
一気に昼ドラの展開ではないか。

BL路線にぶれそうになったかと思ったら、
今度は昼ドラ行くか!
まったく老若男女の心を
捉えて離さない基礎英語3。実に巧妙ではないか。

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脱線してしまった。
山でドヤ顔するためのスイーツの話である。

材料は、これ。
マシュマロ、全粒粉の
甘くないクラッカー(グラハムビスケット)、
そしてチョコレート。チョコは薄い
板チョコがベストだが、なかったのでダーズで代用。

グラハムビスケットは入手困難なので、
それっぽいものを。
酒のやまやで入手できる。

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材料、これだけ。
マシュマロだけで破壊的に甘そうなところへ
とどめのチョコレートを
ためらいなく投入するあたりのセンスは
圧倒的にアメリカンだ。

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マシュマロに竹串か、
なければ割り箸で挟んで火にかざす。

明るいと火がみえなくて、
あっというまにマシュマロは
炭化するから注意が必要だ。

さーさーと火の上を撫でるようにして、
マシュマロを振りながら炙るといい。

焦げ目をつけるなど洒落っ気を出さないことだ。
すぐに中はトロリとする。

DSC01204.jpgそしてグラハムクラッカーにはチョコを乗せる。
この上に、炙ったマシュマロを乗せ
もう一枚のクラッカーで挟む。
チョコはマシュマロとともに蕩けて、絶妙に絡み合う。

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実にワイルドなビジュアルだ。
マシュマロが蕩けている現場でしか食べられない、ライブ感がいい。

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食べてみた。
おお。
さほど期待していなかったがものすごく美味しい。

グラハムクラッカーのさくっとした食感と、
マシュマロのとろ~りとした食感が
からみあって、何とも言えないおいしさだ。

そしてマシュマロの甘みと、
チョコのほろ苦い甘みの競演。
2口も食べたら「甘すぎるわ!」てなった。

クラッカーはリッツでもいっかと思ったが、
ここは全粒粉のクラッカーに限る。
ぜひ酒のやまやで探してほしい。

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チョコのビターな甘みの競演は
捨てがたいが、
マシュマロだけサンドでもいいや。

焼いたその場でしか味わえない
ワイルドな山ドヤスイーツ。
お試しを!

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