この春に買ったSONYのα6300。
単焦点レンズ好きな私が選んだ最初の一本は、こちらE35mmF1.8。
35mm判換算で52.5mm相当なので、まあ汎用性が高いかなと中古で購入。
が、長らくリコーの名機GRの広角気味なレンズに慣れたせいか、
この35mmの画角が馴染めない。
山で写真を撮ろうとして液晶をみたときに、思いのほか被写体が
液晶に大きく迫っていてぎょっとする。で、数歩下がって撮影する。
という、3歩進んで2歩下がるような撮影となってめんどくさい。
で、結局たまたま中古で出ていたE20mmF2.8があったので、
さっそく購入した。
35mm判換算で30mmの広角ぎみなレンズ。
これまで使っていたリコーのGRが35mm換算で28mm相当だったので
結局、リコーGRよりやや狭いが、だいたい同じくらいの画角に。
この画角、スナップにはとても扱いやすいと思う。
お!と思ってレンズを向けると、だいたい撮りたい範囲が収まる。
拡大したければ、自分が前に進めばいい。
前に進めなければ、あとでパソコンで拡大すればいい。
使ってみれば、もうこの一本で何のストレスもない。
花など寄って撮りたいときは、さすがに焦点距離が20センチなのでムリだが
あとからパソコンで拡大すれば、↑このように結構よく写っている。
画角の違いを比べれば、こちらが先に買った35mm。
こちらが20mm。
分かりやすくすればこうだ。
ピンクのラインの範囲が、35mmのレンズ。
画角は、人それぞれのどこで何を撮るかで好みは変わるが、
荷物が制限される山では、私にとっては広角の20mmがしっくりくる。
サイズも小さいし。
左が20mmで、右が35mm。
しかも軽い。
左の20mmのほうが69g。右の35mmが154g。
α6300の本体の軽さを活かして山カメラとするならば、
私的には、だんぜん20mmの単焦点だなと。
欲を言えば、マクロレンズも欲しいのだが、マクロレンズは重さ138g。
山でこまめにレンズ交換などしないしなあと思えば、
重量にして200gちょっとになるもののリコーのGRをサブで持っていく方が、
いろいろと応用も利いていいかなあと。
実際、前回の金明水小屋泊は、一泊装備にこの二機を持ったが
さほど重量、存在感ともにコンパクトで気にならなかった。
マクロレンズの代わりにクローズアップレンズって手もあるのでご検討を。フィルター感覚で使えるんで軽量&経済的!(もうご存知か?)
クローズアップレンズですか。知らなかった!
探してみます!