私の手足は夏でも氷のように冷たい。
雪山シーズン一番の悩みである。
足先のほうは、靴下カイロをいれることで解決。
今年はさらに5本指靴下にした。
そして問題の手指である。
昨年投入したアイテムがこちらの
ハンドシューペーター(エラスマウンテン)の
未脱脂ウールのグローブだ。
著名な登山家も8000m級の山で愛用という。
こんな癒し系フォルムのグローブのくせに
価格は1万円以上もするため
ずっと購入をためらっていたが
毎年毎年の手指の凍えに耐えられず、
最後の望みをかけて楽天でポチった。
コチラ購入時の浮かれた模様およびサイズの割り出し詳細。
これまでの私の手。
パイネのゴア。ノースフェイスの
インナーとアウターのセットグローブ。
どちらも凍えたので、中にカイロをインして使用していた。
で、ハンドシューペーター。
結論から言えば、いいわこれ。
厳冬期の雪山稜線で風が強いと、さすがに
私の冷え性のほうが勝つが、
今まで試したグローブの中では
はっきりと暖かい。
風と降雪がないときは、
このハンドシューペーター一枚で登り、
風が出てきたら
アウターグローブをかぶせて使用している。
標高が低いうちはむしろ
これ一枚でも暑いと感じるほどなので
赤いほうのフリースのグローブを使っている。
標高があがり気温が下がってくると
アウターグローブをするのだが
フリースグローブにアウターグローブでは
やはり冷たい。
で、ハンドシューのほうにチェンジすると
じわじわと温もりがチャージされる感じ。
ただのウールグローブは試したことはないが
暖かさについてはこの、
未脱脂がポイントだそうだ。
1月の里山で
うっかりこのハンドシューペーターを
雪の中に落としたとき、
指先にまで雪が入ってしまい
取り除けなかったのだが
それでも里山クラスの環境では
冷たさを感じなかったのには驚いた。
ただし、もっと厳しい環境では
わからないが。
いったん指先が冷え切ってしまうと、
熱の発生源がないため
いかにハンドシューペーターであっても
なかなか暖まらないが
これまで使用してきたグローブの中では
断然、暖かい。
【ハンドシューペーター HAND SCHUH PETER(エラス HELLAS)】 ウールグローブ トレッカー★サイズ目安表付き★
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自分的にはブラックダイヤモンド各種類がいまのところマストです。お勧め…って、もう、そろそろ手袋よおさらば!なシーズンがそこまで♪
さとう隊長、ブラックダイヤモンドも
試したいんですがね。
こんど見せて!
秋田市の無明舎出版の安倍(あんばい)です。いつも楽しく拝見させていただいています。現在、「ひとり歩き秋田山紀行」というガイドではないエッセイ集のようなものを企画しています。これまで書かれたブログをまとめてみる気はありませんか。こちらもまだ手探り状態の企画ですが、ここを掘っていけば面白い本が出来るかも、と勝手に思っているところです。