2017年3月24日 山めし

2017年3月24日 山めし

皆さんならどうだろう。
週末に山に登ったとする。
月曜日、火曜日、水曜日の社会生活は
週末の疲れを癒しながら
さながら仮面優良勤め人のごとく
ただただ過ぎてしまうのではなかろうか。

そして水曜日の夕方になってようやく
明日が木曜日で、まっとうな心身で
社会人の務めを果たすのが今週は
もう正味2日しかないことに気がつく。

だが、一方で週末の天気図が気になる頃合いだ。
木曜日はまっとうな社会人として
仕事に専念するが金曜日はもうだめだ。
土日はどこ行こうか!うっひゃー超楽しみ!
てな具合に一年が過ぎてしまわないだろうか。


それに加えて下山後の1週間は
私はとにかく腹が減る。
せめてチョコだのクッキーだの
女子力高めのスイーツを嗜む程度なら
微笑ましいものだが、ちがう。

メシしか喰いたくない。

そこはせめてクロワッサンとか、
デニッシュとかどうだろうか。

いいや!!断固としてメシだ!!!

下山後はただでさえ、社会人として
ぐだぐだな上に私はデスクでメシを食う。
日がな一日だ。30分もすればすぐ腹が減る。
おそらく山に行くたびに
餓鬼にでも憑依されているのだと思う。


そんな私だから、食事と体の関係には
割と興味があるのだ。

勝負メシ。素敵な響きだ。
読みやすいし、割と山歩きの体にも
当てはまるのでおすすめの本である。

これを読んでなるほどなと思ったのが
「糖質」がアスリートには
そして我々山屋には
かかせない栄養素だということだ。
つまり「メシ」だ。

ほらな。

運動していたり、がっつりな山に行ったりすると
なんだかたんぱく質こそ神!的な
発想に偏りがちだが、
勝負メシとしては「糖質」が欠かせないことを
とてもわかりやすく説明している。

そして「食」が体をつくり、メンタルを作り
パフォーマンスを作り、結果を作ることに
なんだか感動した。

もともとは全然違う職種で
秘書などをしていた著者が、どういう経緯で
管理栄養士になったかについても
とても痛快で面白い。

いつまでも楽しく登りたい人には
おすすめですので、よろしければ。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

一流アスリートの食事 [ 細野恵美 ]
価格:1404円(税込、送料無料) (2017/3/24時点)

山クッキング!カテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。