2018年11月19日 まだ間に合うぞ!ムキタケ。

2018年11月19日 まだ間に合うぞ!ムキタケ。

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晩秋のポピュラーな美味しいキノコといえば
ムキタケとなめこだろう。比較的、よく採れる。
よく採れるので、しまいには飽きる。
それでも晩秋の山の中で倒木や
枯れ木にムキタケが見つかると
マイタケほどには舞い上がらないが
それなりにうれしいものだ。

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こちらもムッキーことムキタケ。
キノコは幼菌のときと
傘が開ききったころのものでは
同じキノコかわからなくなるから
見分け方が難しい。

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こちらはツキヨタケ。
毒きのこ。ムキタケと似ているので
時々中毒患者が出る。
名前の由来は、暗闇のなかでヒダが
青白く発光するため。

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はい、再びムッキーちゃん。
ね?ツキヨタケと見分け付きにくい。
ムキタケの名前の由来は
皮が剥けやすいので。
茹でるとぺろんと剥けてくる。

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こちらもムッキーちゃん。
奥に出たばかりの幼菌がある。

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ツキヨタケとムキタケの見分け方だが、
慣れると、なんとなくわかる。
そもそも出る季節が若干ちがう。

ツキヨは夏から秋。ムキタケは
なめこが出るような晩秋だ。
ただし、ときどきツキヨタケも出てるから
やっぱり要注意。

上のヒダの画像は、ツキヨタケ。
付け根に短いが柄があるのがわかるだろうか?
ツキヨタケを真っ二つに割ると、
あの柄の部分に黒っぽいシミがある。

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こちらはムキタケのヒダ。
柄はほとんど見えない。

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こちらツキヨタケ。
がっしりとした柄がある。
ま、ここまで明瞭に柄が見えないものも
あるので、不安なら採らないことだ。

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ムキタケは食感が良く、良い出汁も取れる。
キノコ鍋には欠かせない晩秋の森の
素朴なごちそうだ。

わたしの絶対に失敗しないおすすめレシピは
比内地鶏スープをベースにした鍋に
ムキタケやナメコ、
クリタケ、ブナカノカなど
この時期のキノコと
芋の子、糸こん、ごぼう、油揚げ、
ネギなどを具に。

そうそう!
キノコは虫出しを忘れずに!
キノコを採ったなら、なるべく早く虫出しし
早く茹でるのが鉄則。

虫出しは大きめのタライや鍋に水を張り
キノコを入れておく。
そうするとキノコに着いた虫が出てきて浮かぶ。
それを何度か水を換えて繰り返す。

あらかた虫出しが完了したら
大きめの鍋に湯を沸かし、
しっかりとキノコを茹でる。
そうするとまた残りの虫が出てくるから
茹で汁を捨てる。そして早めに調理する。

美味しいものほど足が早いものなのだ。

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