元旦は、零時をまわるのを待って
地元の神社を7つほどめぐる。
標高100mちょっとの雪山の中の神社なので
年明け早々、ラッセルしての初詣だ。
そして翌日二日はここ数年、
金峰山にお参りする。今年も向かうことにした。
ルートは裏参道を。
除雪終了点から明沢ダム脇を通って
登山道に取り付くルート。
本日お試しアイテム。
ショーワグローブ防寒テムレス
優れものとのウワサの審議を
問うシーズンがようやくやってきた。
それにしても
このダサすぎる青、どうにかならんのかと
思っていたらブラックが登場したと聞く。
本日お試しその2、スノーシュー。
ずっと借り物で登っていたが
あると楽しいし欲しいなと思っていた。
今シーズン、壊れた中古品をゲット。
イシイスポーツで修理してもらったものだ。
昨夜は、いや大晦日からずっと
撮り溜めた羽生結弦関連の録画データを
ハードディスクからブルーレイに
せっせと移す作業に追われていた。
そのため今日の出発は11時だ。
いつもの除雪終了点で
本日の除雪作業はないだろうと車を停める。
雪に埋もれた車道には
昨日のトレースがある。
明沢ダムまで約30分歩けば金峰山が見えてくる。
それにしてもいい天気。
青空に霧氷が映える。
明沢ダムは雪の下だ。
スノーシューはワカンよりも
沈み込みが浅いので楽。
スキーはもっと楽だが、金峰山への
登り斜面を考えると、このコースは
スノーシューがトータルバランスがいいだろう。
雪帽子。
向かいの尾根には三角点がある。
登山道はないのだが
その直下を車道が走っているので
わりと楽に行けそうだ。
厳冬期とは思えない日差し。
風もないので暑い。
11時52分、裏参道入り口。
山スキーだと急登すぎて、ここから先が難儀する。
鳥居の前で一礼。
鳥居は真ん中ではなく端をくぐる。
初詣だしきっちりと行こう。思えば、昨年は
羽生結弦オリンピック金メダルを祈念すべく
この「金」の字に願いを託しに
深雪を山スキーでラッセル登山したのだった。
先行トレースの人は作業道の方へ向かったようだ。
私は夏道のある尾根目指して
急登を直登することに。
新雪だが、樹木からの落雪のおかげで
ほどよく雪面が締まっていた。
おかげで歩きやすい。
30mほど登れば尾根筋に出る。
尾根筋から杉の木が途絶えると
山頂直下のブナ林の急登となる。
無雪期にはこの林床をユキツバキが覆っている。
この先はコンパス。
標高が上がると雪質がサラサラになって
キックステップが効きにくい。
スキーだとこれで難儀する。
12時36分、山頂の金峰山神社到着。
山頂からの見晴らし。
写真だとよく見えないが実際はもう少し見える。
きょうは鳥海山は雲の中だ。
お参りがてら一休みさせてもらおうか。
先行者は神社には立ち寄らなかったようだ。
初詣を済ませたら
ちょっと遅いランチに。
13時20分、下山に。
休んでいる間に体が冷えた。
帰りはこちらのグローブを試す。
ブラックダイヤモンド。
お楽しみの下山。
深雪を一気に駆け下りる。
あっというまに下山。
鳥居をくぐって車道に出ると
徐々に晴れ間は見えなくなり吹雪いてきた。
なんの実か知らないが
積もった雪に果汁が染み込んで
天然のかき氷、始めました~状態。
そして来週に迫った登山ガイドの検定の
ツエルト張り練習を。
今年も
人、山、本、などなど
よい出会いがありますように。
そして安全登山で楽しみましょう~!
本年もよろしくお願いいたします。
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