2019年3月12日 熊対策のスプレーの選び方の注意点

2019年3月12日 熊対策のスプレーの選び方の注意点

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熊になんて合わないさと特別な根拠もなく
いわゆる「じぶんだけは大丈夫神話」を
信じていたものだが
昨年は2回もツキノワグマに遭遇した。

2回とも、クルマに乗っていたときだったものの
鳥海山の湯ノ岱でガン見してきたこのサイズの
クマに丸腰で山の中で遭うと考えたら
何らかの対策を講じたくなってきた。

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で、このスプレーを購入。

TMM熊よけスプレーの中型タイプと

ベルトに付けられるホルダーと。
スプレーがアマゾンで5380円
ホルダーが1980円。

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主成分はペッパー。水性で、ツキノワグマには
このスペックが推奨されている。
よく登山用品店などで見かけるのが
1万円もするような、超強力なスプレーだが
あれは成分がカプサイシンで、油性タイプ。
ヒグマやグリズリークラスを想定したスペック。

熊スプレーを選ぶときの大事なポイントだが
対ツキノワグマなら、つまり本州だけの
携帯を考えるなら「水性」を選ぶこと。

油性タイプはかなり強力で落ちにくく
人間にも劇薬だが
ツキノワグマくらいの動物にとっても
彼らのその後の生命に関わってくる。
あるいは極度の人間恐怖症となり
人間を襲うようになる恐れもあると、
取説に記載されてある。

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こちらの製品は「水性」。
なんと、撃退対象は「対悪人」とある。

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よく映画で出てくる催涙スプレーである。
とはいえ劇薬なので、いつもは読まない取説を
きちんと読むことにする。

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ツキノワグマには
ヒグマ用スプレーは危険ですと
繰り返し警告されているのが印象的。

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だが真剣に読んでいると
このスプレーを使用するシーンの例として
「山間部で悪人集団に遭遇した場合」などとあり
いちいちツボる。。。山賊、とか?


ちなみにこれは油性。
割と本州の登山店でも見かけるが
購入の際には「油性」か「水性」かを
必ず確認して、本州ならば「水性」を
選ぶのがいいかなと。

ただし人それぞれの考え方もありますので
最後には自己判断です。
確実に熊にダメージを与えるなら
油性の強力なものが安心という人もいますし。
命がかかる場面ですので
ここは各自で熟考してはどうでしょうか。

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