オリジナル登山ガイド企画のときは
ご案内する山のリーフレットを作って
お客さんにお渡ししている。
登山ガイドの検定のなかでも
配布資料を作成し提出しなければ
ならなかったのだが
作ってみるとこれがハマるのだ。
もともとコンテンツを編集して
取材してレイアウトして
文章起こしてという地味な作業を
ちまちまとこなすことが好きなので
すっかりリーフレット職人。
撮り溜めた画像もあるので
ご案内の山ごとに作ってこれで
５種類、出来上がった。
A４サイズを横に三つ折りし
両面にコンテンツを入れるのだが
表紙と、地形図は必ず入るとして
残りのスペースには
季節ならではのその山の
楽しみやテーマに沿った内容を
入れ込んでいる。
わたしもかつてはそうだったが、
山登りを始めたあたりは
登山の行為そのものが楽しくて
登っている山や植物などには
あまり関心もなかった。
何かの折にふと思い出が蘇った時
手元に地形図の一枚でも資料が残っていると
なんだかその山への愛着が増すこともある。
ガイド中はお客さんの関心のないコトは
現場ではあまりしつこく
説明をしないのだが、
こんなリーフレットが一枚あれば
その山について知ってもらいたい情報を
こっそりと忍ばせることもできるというもの。
山から帰ったお客さんが
ビールなど飲みながら山の思い出に
浸るついでにでも開いてもらえれば
いいかなと。
