もはやラーメンすら作らなくなった山女の最近の行動食。悪魔のミルクサンド。
ここのところ、山に持っていくのは
もっぱらパン。だが菓子パンも飽きた。
さりとて山ン中で
下界ですらしない料理などという
リスキーなことはしたくない。
ということで最近は自作の
サンドイッチにハマっている。
コンビニのサンドイッチはしょっぱいし、
そのくせ高いし、ならば作ればいいと。
山のオリジナルミルクパンwithハイカロリー
登山者の味方、森永練乳。
花かんむりの牛がかわいくて
思わず買ってしまう山屋の非常食だ。
われわれ中年にとって、
こいつを心ゆくまで貪ることが許されるのは
きっと、
山でどかんとカロリー消費したときのみ。
だから積極的に山飯に組み込もうと思うのだ。
まずは食パンにバター入りマーガリンを
どっぷりと塗りたくる。
山へ行くのだ。豪快にカロリーを投じる。
さらに森永ミルク加糖練乳、降臨。
好きなだけ。
そして!
大人の味に仕上げるコイツ。
大好きなシナモン。
シナモンはわたしにとってのふりかけだ。
市販のパンはシナモンが足りなすぎるのだ。
もうむせるほど、シナモン。
むせるほどの幸せ。
で、ここで完成にしても一向に
構わないのだが、おいおい冗談だろう?
山へ行くんだぜ?
足りるかカロリー。
てなわけで、トドメのチーズ。
クリームチーズなぞだとなお素敵。
だがそんな素敵なものはないので
じいさんのつまみのチーズを拝借。
いやいやいや!カロリー、
練乳とチーズだけでいいのか?
悪魔に囁かれ、
チーズ拝借ついでに、じいさんの
おやつのバナナも拝借した。
バナナはバターでソテーする。
ちょっと飴色になったところを練乳の
上に乗っける。
こ、これがもう悪魔的。
バターのしょっぱさと、練乳の
ねっとりとした甘味とトドメのバナナの
ソテーしたからこその蕩ける甘味が融合。
そこへ、シナモンの大人なスパイスが
畳み掛けてくる。
もうこれを食べるためだけに
山に登ってもいい!てなった。
いやいっそ、太ったって本望だわ。
うますぎる。
甘いものばかりでもな。
カルシウムも必要だ。
バターにからしを混ぜてパンに塗る。
ブラックペッパーをむせるほどふりかけて
チーズとバジルをサンド。
きっちりとラップして
山へゴー!
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