ときめきトワイライトハイクでした。

ときめきトワイライトハイクでした。

先週金曜日は、新企画、
トワイライトスノーハイクでした。
お天気、雪質、気温に恵まれて
歓声の絶えないひとときでした。

夕暮れ迫る真人公園、
下山してくる人たちと入れ違いに
ヘッデンを装着してスタート。

はじめての体験と
いつもとちがうタイムゾーンは
それだけでもワクワク。

トワイライトハイクはやっぱり
雪山シーズンが最高。
沈む夕陽を受けた雪山が
美しい紅に染まりまして
それは息を飲む美しさ。

宇宙の卵? ぐりとぐらの卵?
夕暮れに浮かぶ、自然の造形。

本日は鳥海山も見えまして、
これも冬限定の展望。
夏は木々の葉っぱでよく見えない。

夕日は鳥海山の肩に落ち、
入れ替わりに町の明かりが
ぽつぽつと灯り始める。

夕暮れの美しさにばかり
気をとられていましたが
振り返ると月が輝き始めていました。

月は東に日は西に。です。

雪明かりと月明かりで
日が落ちてもヘッデンなしで
神社のある展望地まで来れました。

夕暮れのグラデーションに
街明かりが、遠くまで続きます。
冷えた空気ならではの
くっきりとした光。

記念写真。雪明かりと街明かりに
皆さんのシルエットが浮かびます。

ちょうどお腹も空く頃。
鶏鍋を温めて小腹満たしに。
比内地鶏スープとごぼう、
舞茸はいつだって裏切らない。

神社の裏手にある広場の
まっさらな雪面に思わず寝転ぶ。
月明かりにきらめく雪面から
オリオンと大犬座、
こいぬ座の一等星を結んで
冬の大三角形を
見上げました。

風もなく、凍えるほどの気温でもなく
真冬の週末、
ぽっかりできた不思議な
心地のいい宵のひととき。

下山は灯した雪灯篭を
辿りながら、
さながら夢から覚めるように
下界へと下りて行きました。

なかなかこんな
恵まれた日もありませんが
夜の山もいいものです。

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