軽いし安いし、取り回しもいいしで
冬山では割と活用度が高いワカン。
山スキーやスノーシューに比べると
雪への接地面積が小さいので
どうしても沈み込みは比較的深くなるが
手軽さと、急斜面も対応できる強みが
わたしとしては好み。
とはいえ毎年シーズンはじめは
いざ装着しようとして
あれ?どうやるんだっけとなる雪山あるある。
ということでシーズン初めの
自分の準備兼ねて、ワカンの履き方まとめ。
- 1. ワカンの履き方
- 1.1. 1、前後を確認
- 1.2. 2、左右を確認
- 1.3. 3、登山靴のサイズに合わせる
- 1.4. 4、登山靴に装着
- 1.4.1. ①ワカンの後ろのヒモにかかとをはめる。
- 1.4.2. ②ヒモを靴の甲の上部に。
- 1.4.3. ③ヒモを踵内側の金具に通す
- 1.4.4. ④金具の内側からヒモを通してぎゅっと締める。
- 1.4.5. ⑤爪先外側の金具へヒモを通す。
- 1.4.6. ⑥爪先内側の金具にヒモを通す
- 1.4.7. ⑤ぎゅっと締める。
- 1.4.8. ⑥紐を始点(踵外側)に持ってくる。
- 1.4.9. ⑦クリップみたいな金具に内側から通す。
- 1.4.10. ⑧ぎゅっとシメてクリップ状の金具で挟む。
- 1.4.11. ⑨金具の後ろ側にある穴に紐をくぐらす。
- 1.4.12. ⑩さらにその後ろの四角い金具に通す。
- 1.4.13. 11)余ったヒモの末端処理
ワカンの履き方
1、前後を確認
まずはワカンには前後左右がある。
前後の確認方法その1、
上の画像のように、やや上に反り返るタイプの
ワカンならこの反りがあるほうが前。
前後の確認その2、
上の画像のようなヒモがあるほうが
後ろとなる。
2、左右を確認
そしてワカンには左右がある。
上の画像の
この止め金具がある方が外側となる。
したがって上の画像の場合のワカンは右側用となる。
3、登山靴のサイズに合わせる
ちなみにこのバンド↑
この紐は、ワカンの左右に渡された2本のヒモの
幅を調整するためのもの。
この2本のヒモに登山靴が乗っかるのだ。
自分の登山靴を置いてみて、
ちょうどいいポジションになるよう、
2本のヒモの幅を調整しておこう。
ワカンってぱっと見、ひもがわしゃわしゃで
もうそれだけで気持ちが萎えかけるのだが
それらの紐の存在意義がわかれば
自ずとカオスは収束するもの。
4、登山靴に装着
登山靴をワカンの上に乗せる。
まあ、実際は登山靴を履いた自分の足を
置くことになるのだが
わかりやすいよう、画像は靴だけ。
①ワカンの後ろのヒモにかかとをはめる。
②ヒモを靴の甲の上部に。
③ヒモを踵内側の金具に通す
④金具の内側からヒモを通してぎゅっと締める。
⑤爪先外側の金具へヒモを通す。
⑥爪先内側の金具にヒモを通す
※石井スポーツ登山学校の天野校長より
ワカンの紐を金具に通すときは
内側からよりも外側から通すと、
より緩みにくくなるとの情報をいただきました。
どうぞお試しを!
⑤ぎゅっと締める。
⑥紐を始点(踵外側)に持ってくる。
⑦クリップみたいな金具に内側から通す。
⑧ぎゅっとシメてクリップ状の金具で挟む。
⑨金具の後ろ側にある穴に紐をくぐらす。
⑩さらにその後ろの四角い金具に通す。
四角い金具を通したら紐を折り返して
さきほどのクリップ状の金具の後ろ側の穴にもう一度通す。
11)余ったヒモの末端処理
余った紐は邪魔にならないように
末端を処理して出来上がり!
こんな感じ。
割と簡単なもの。さあ、今年の冬も大いにコイツと遊びに行くべ。
コメント失礼します。
リングにストラップを通すとき、外から内に通すと緩みにくくなりますよ(外すときにも緩ませにくいですが)
外側から押さえつけるような力になるからです。
AKUの靴、ご使用いただきどうもありがとうございます。
雪山、楽しみな時期ですね。
天野様
こんにちは。なるほど!
逆に外側から通すと緩みにくくなるんですね?
さっそくブログ内容も追記ネタに使わせていただきます!
それはそうとまさか天野さんから
コメントいただくとは!
アクとワカンの雪山が待ち遠しいです!
[…] ワカンの履き方はこちらをご覧ください。 […]