日曜日の栗駒山山頂で作った横手焼きそばが、
実に屈辱的なビジュアルで仕事も手に着かない。
リアルにそれを食べて育った生粋の
秋田県南住民としては、
あのビジュアルをさらし続けるのは
どうしたって我慢ならない。
きりたんぽ鍋で覇権争いをする
県北の人たちの気持ちが、少し分かった気がした。
そこで、山でいかに手数少なく
完璧な横手焼きそばを食べるかについて
この二日間考えて閃いた。
居ても立ってもいられず実験だ!
材料はこれだけ。キャベツ、卵、やきそば、
ソース、水、油、福神漬け。
分量、全て適宜だ。
フライパンに油を熱する。
最近は大さじ1ぐらいに小分けされた
オリーブオイルがある。
キャベツは、手でちぎって入れる。
ここは山だ。
なるべくムダな調理器具は使わない。
キャベツに油が回ったら、麺を入れて
キャベツとともにフライパンの油を
全体にざっとからめる。
お湯または水を少々入れて、
麺をよくほぐす。湯の量はいつも適宜だが、
たぶん大さじ1~2ぐらいだろうか。
正直、分量、テキトウ。¥
麺がほぐれたら、
横手焼きそば用ソースを入れる。
ここは横手焼きそば用ソースにこだわる。
量と味が違う。
ソースを入れて麺にからんで
熱が回ったら、卵を割り入れる。
すかさず、湯をまた少し。
大さじ1~2か。
ここでじゅわっという音をききながら、
蓋をする。これだ。
栗駒山の失敗は、
下界の横手焼きそばと同じように
目玉焼きをしっかり作ろうとしたことに
よるものだった。そうすれば、
手数も増えるし、油の量も目玉焼き用と、
そば用と倍、必要となる。
山でのベストは、これだ。
やきそばごと、蒸し焼きにするのだ。
焦げないように弱火にする。
ときどき様子を見るが、
蒸気が逃げるのであまり蓋を
開け閉めしないほうがいい。
しかし焦げたら台無しなので、ここは慎重にする。
はやく出来ろとフライパンをゆすったせいで、
肝心の目玉焼きがやぶれてしまった。
が、どうだろう。
栗駒山の作品よりも数段と、
料理らしいビジュアルではないだろうか。
そうそう、福神漬け。
これがないと画竜点睛を欠く、だ。
クリープのないコーヒーだ。
完成だ。山で横手焼きそばを、
いかに手数少なく旨く作るかの実験は成功だ。
そして始まりからフィニッシュまで
10分ジャスト。時間的にも上出来ではないか。
これは、ビールに合いそうだ!
栗駒ナイス山行!(拍手)横手やきそばオラはよだれ・・お相伴に預かりたいなあ(てへ)
超かんたんですよ!ぜひトライしてくださいませ!
卵が半熟気味なのがとても良いです。
コーヒーにはクリープ派なのですね(^^)
smhsax84様
卵は半熟具合が勝負ですね。せっかちなので
たいていはレアです。