冬用にアウター買い替え。ミレーのカメットライトゴア

冬用にアウター買い替え。ミレーのカメットライトゴア

雪山に登り始めて最初に買った一丁裏、
モンベルのアウターがぼちぼち引退宣言しはじめた。

15年くらい前にイシイスポーツで
買って以来、ドキドキもワクワクも
ハラハラも共にしてきたが、
さすがに買い替え時である。

リペアすればまだまだ着れるのだが
買い替えしたい理由が、サイズがワンサイズ
大きくて、作業するときに動きにくいのだ。

雪山経験もないまま買ったので
寒いからきっと着ぶくれるだろうと買った、
ワンサイズオーバーなのだが
実際は、そこらのスキーウエアや
スノボウエアとは比較にならないほど
暖かく、この下は薄手のインナーとミッドを
着る程度だった。

しかも、このように裏地があるので
保温力が高い。

今のアウターや雨具では見なくなった、
このファスナー二重構造。

これもさすがに煩わしい。
そんなところへ折良く年末調整で
少し還付金があったので、
ぱかーんと財布の紐がゆるんでしまった。

ま、ちょうどバーゲンセールだったし。
買ったのがミレーのカメットライト。
ゴアテックスの最高峰、スリーレイヤーだ。

新素材でもっとしなやかで
ゴア並みの性能でしかも安いものも
あるのだが、耐久性においてはまだまだ
ゴアテックス先輩に限る。

さほどハードなこともしないのだが、
しかも滑落停止訓練などでは
ホームセンターで買った、
滑落停止訓練用の安い雨具があるのだが、
山では何かと丈夫なほうが安心だろう。

山をやっていると、何かにつけ
とりあえずゴアで、と飲み屋のビールばりに
お決まりになっている感もある。

だが、ゴアにもいろいろあり、
ゴアテックス、ゴアテックス・アクティブ、
ゴアテックス・プロと3つある。

そしてさらに
2レイヤーと3レイヤーがある。
2レイヤーはゴアの要であるメンブレンに
表生地をラミネートしたもの。

このメンブレンがめっちゃ薄くて
0.01ミリ。なので
2レイヤーではメンブレンがむき出しになるので
各メーカーが別生地を裏地として加工する。

3レイヤーはゴアテックス社で
表生地と裏生地でメンブレンを
サンドイッチするように貼り合わせたもの。

これがスリーレイヤー のゴア製品。
この裏を見た時は、
今までが厚めの裏地のあるウエアだったので
正直「むき出しじゃん!」と
心なしかチープ感すら覚え、焦った。

しかも噂には聞いていたが
3レイヤー、えらいガサガサうるさくて
ひょっとして模倣品かなにかで
ゴワテックスとかなってないだろうなと
しげしげとラベルを見直してしまった。

・・・って直営店から取り寄せて
それはないだろう。

ファスナーもぐっとシンプルに。
今回ミレーにしてみたのは、去年の夏に
買ったミレーのザック、サースフェーが
あまりにも背負い心地が良かったので。

先週実際に着てみて、
今まで2レイヤーの保温裏地付きだったから
今までと同じミッドレイヤーなしでは
超寒かった。

薄手のミッドを着て、これを着て
ちょうどいい感じ。
いままで、アンダーと薄手のTシャツに
アウターで冬山を登っていたが、それでも
行動中が暑くてたまらなかった。

さりとて、吹雪のなかでアウターを
脱ぐわけにもいかず、
アンダーとアウターだけになるのも
ためらわれ、衣類調整に悩んでいたが、

今回のミレーのカメットライトで
保温材がなくなった分、
レイヤー調整がしやすくなった。

山ラボカテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。