取り付きまでのひまつぶしにツリフネ研究のススメ

取り付きまでのひまつぶしにツリフネ研究のススメ

登山口まであと2キロ、という地点で
あいにくの車両通行止め。
嗚呼・・・てなる瞬間だ。

せめて8キロもあるのなら諦めもつくが
2キロかい。ため息とともに車を降りて
歩き出す。

そんな半端な道すがら、
今の季節ならよくみかけるのがこれ
ツリフネソウ。
タマガワホトトギスもまた
奇をてらった造形だが、この花もまた
目を楽しませてくれるカブいたフォルムだ。

ピンクと黄色と二種類を見かけるのだが
この二種類、同じツリフネソウ科ではあるが
違う花だ。
こちらの黄色はキツリフネ。

チャームポイントは吊るされた花と
しっぽがある点だ。
この「しっぽ」、よっく見てほしい。

赤い方のツリフネソウはくるんと丸まっているが
黄色のキツリフネはすっと流した形状。
間違ってくるん尻尾のキツリフネがいないか
2キロの林道歩きの道すがら
探してみるのも一興。

このしっぽ。
わたしが勝手に尻尾と呼んでいるのだが
この尻尾に蜜がある。
虫たちは難儀して花の奥まで入り込まねば
蜜にありつけず、もぞもぞしているうちに
花粉まみれになって受粉の手伝いを
させられるという、ツリフネの策略だ。

こちらクルンしっぽの
ツリフネソウ。葉っぱはキツリフネのより
しゅっと長い。

こちらキツリフネ。
葉っぱはツリフネソウより小ぶり。
全国的には花期は7月から10月のようで
ピンクの方より長い。
ピンクのツリフネソウのほうは7月から9月。

ツリフネの由来は
釣り人が乗る船ではなく
床の間などに吊るす花器の釣舟に由来する。

キツリフネとツリフネソウと
割と似たような場所に咲く。
だいたいが黄色は黄色でピンクはピンクで
固まっているのだが
たまに上の写真のように入り混じることも。
さながら呉越同舟の花バージョン?

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