未踏の大石岳、滝祭!

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ジョギング近頃、ノーマルルートが物足りない。。
そんな折り、森吉のT中さんから
「未踏の沢だけど行かない?」と渡りに舟。

ターゲットは田沢湖の西側、1059mの大石岳。
う~ん知らないなあ。
「どんなルートか分からないから」と、
私とは違う意味でT中さんも”知らない”。
だからハンマーやらハーケンやらも持って行くと言う。
ヘッデンと非常食も忘れずに~とT中さんはにこやかだ。
大丈夫か? 自分。


不安と好奇心のはざまで緊張しながらも、
まずは、出発しちゃえ。
林道の車止めまで、もんのすごい道。
セダンはツライだろうなあ。
7時30分。いざ、です。

途中でノーマル登山道を左手にやり過ごし、沢へ入る。
石がゴロゴロ。ゴーロ歩きから始まって、結構緊張。
転んで足をひねらないようにと、慎重MAX。


ここからが、滝祭り状態でした。
2メートルぐらいから6メートルまでよりどりみどり!


あ、そしてこの滝↓のあとの滝でドボンでした。
直立状態で顔まで沈んでT中さんに引きずりあげられ、
さっそくこの滝は「T岡の滝」と命名。
うん、立派な滝だしいいんじゃないと強がる。。
落ち方がうまいと褒められ(なぐさめられ?)
ちょっとまんざらでもない。


それなりに登ってます。
涼しくて気持ちいい~。ちょっと怖いけど。
それにしても、滝、滝、滝でした。



きれいな滝だけど、う~む、
どうやって登ろうと固まっていると、
「はい横の階段登っちゃって」と。
嘘くさいほどにとても立派な階段がありましてラッキー。


V字の滝。かっこいいでしょう。


T中さんは身軽にひょうひょうと進んで行く。


岩はぬるぬるしていて、結構、困った。
困ったときはT中さんからロープが下りてくる。ありがたい~。
けどロープあっても怖い~。


あれは岩手山!結構、登ってきましたな。


ぼちぼち疲れも出てきまして、この滝はトライせずに巻く。


10時47分ごろ。稜線間近。沢の水もなくなりました。


あともうすぐゴール。ほっとするような、
ゴールがもったいないような気分です。


稜線だ~!ばんざ~い!
ここから
100メートルぐらい(もなかったような)薮こぎして
途中で薮に埋没した登山道にあたり、左へ左へと進むと
刈り払いされた山頂に出た。うわー、着いたよ~。
刈り払いされた山頂の真ん中に「大石岳」の木製のプレート。
登山口から標高差約800m!
沢で山頂にあがるのは初めてでした。

そしてT中さんは10年間あたためていた企画。
山頂で勝利の握手と”スペシャルウォーター”で乾杯です。

山頂からは森吉山。
八幡平のなだらかなラインや秋田駒も見えました。
微妙な高さで薮があって爪先立ちで眺めました。



下山は最近出来たという登山道を1時間。
ブナの気持ちのいい道ですが、
この先から結構、急。

んで、T中さんといえばきのこ。
でかいでしょう。30センチ近くあった。
ちっこい方は食べられるとのこと。
わ~い。薫製のような香ばしい香りがある。
森吉の桃洞に行ったときは「はい」とホオの木の枝を貰い、
コロボックルのように葉っぱの傘片手に下山したけど、
今回は、このきのこを片手に下山する。

さっそく夜はオリーブオイルでソテーして
塩をふりかけてビールのつまみ。
エリンギみたいな味と口当たり。すごく美味しかった~。
T中さん、ごっつぉさんです。

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