
秋田県側からは鹿角市にある中岳(1024m)と四角岳(1003m)に登って参りました~。
四角岳の山頂は秋田県と岩手県、青森県の3県の境でもある。
さて、本日は沢の登り初めを目論んでおりましたが、あいにくの天気。せっかく集合したのだし、せっかく高速道路は1000円だし。
ということで、さくっと登れそうな中岳に進路を取ったのです。

が!
さくっと登れそうな岩手側の登山口を通り過ぎてしまい、秋田県側の瀬の沢沿いから登ることになったのですが、のっけから林道の橋が途中で崩壊。橋の下には丸太の橋が渡されていたのでここを通って登山口まで数百m歩く。

地形図と照合しながら見つかった登山口には、熊にボロボロにされた標識が我々を出迎えてくれた。

生々しい熊の毛付き。

こんなマイナー登山のお供は、言うまでもなくT中さん。
登山口は分かりにくかったものの、尾根に上がる九十九折りの登山道はよく踏み固められしっかりとして歩きやすかった。

地形図では790mのピークに伸びる九十九折りのルートですが実際には、ひとつ隣の尾根に登山道はあった。
「あとでGPSのログ見てみな~」楽しそうにT中さんが言う。
150mほど登りきると若いブナが美しく出迎えてくれた。

美しいブナ林を伸びる緩やかな登山道がしばらく続いたが806mを過ぎる頃から笹が登山道を覆い始める。
ここから先は刈り払いはされていない。

ガサガサと背丈を越える笹をかき分け、夢中で進むと、ぽんと目の前にピークが現れた。
笹に覆われた不明瞭な登山道を進んでいたためこれが中岳なのか四角岳なのか判断に迷う所。

中岳ならば、山腹を巻いてから山頂へ登る道があるはず。
しかし、このピークを巻く道は見当たらなかった。直登方向へルートっぽい雰囲気があったので、更に手強い薮へ突入。

北側が開けて山並みが低い雲のすぐ下をうねる。

笹の背丈が低くなり、ピークが見えて来た。
最後の方は北側が切れ落ちているような場所を薮こぎ。
かれこれ40分少し、がんばった。
こんなに混んでいる薮ははじめてで、楽しかった。

最初に目に飛び込んだのは「四角岳」。
あれ~!中岳のつもりだったのに、四角岳なの??
三角点だってある。
・・・・よくよく標識を見たら四角岳の下に小さく矢印があった。
そして標識の他の側面に「中岳1024m」の文字。
まぎらわしい~ぞ~!

山頂からはきちんと刈り払いされた登山道が岩手県側へ落ちている。ここを下りたところで、我々が
見つけられなかった秋田県コースからの巻き道とぶつかるはず。
そして帰りは楽ができるはず。

さきほどまでの薮こぎが嘘のような、よく整備された登山道。
その脇にランの仲間がにょっきりと起立していた。
80センチ近い背丈。

四角岳は、中岳を下りて鞍部の分岐から500m、なだらかな道をのんびり歩けばすぐ。
朽ちかけているものの、秋田、岩手、青森が記された標識が立っていて楽しい。展望は笹薮が遮っていた。
さて、雨が降り始め下山に取りかかるのだが、中岳の巻き道がけっきょく廃道となっていて見つけることができなかった。
濃い薮をかき分けて進むより、中岳へ登り返してそこから、来た道を忠実に引き返すことにして、山頂から薮の中に再突入。
ものすごい笹薮だけど、かろうじて残る我々の踏み跡を拾って慎重に下った。
それでも雨の重みで笹が低くなり、わずかな踏み跡が分かりにくくなっている。
見覚えのない場所ではGPSのログを確認しながら戻る。
意外だったのが、所々で落ちているゴミ。
これがいい目印になり、軌道修正に役立った。
何とか登山道が明確な場所まで出ると、あとは1時間足らずで登山口。
さくっとハイキング程度に登るつもりの山だったが廃道のおかげで、かなり思い出深い探検山行となった。
秋田県側からは、地形図に記されている瀬の沢川からのルートは一般ルートとしては使用できないことが分かりました。
もうひとつ、不老倉登山口方面からの登山道は分岐から見る限りは、整備されていそうです。
そして笹薮は登るには道迷いはしにくいものの、下りは迷いやすいことが、良くわかりました。
背丈を超す薮に埋まってしまうと、不安になるものだなと実感。
想定外のハード登山でしたが、楽しい冒険に満足です。





あ~、やはり梅雨空予想の今週はマニアックな低山散策をされてましたな~(笑)
濃密な笹藪漕ぎで道に迷う自信はた~っぷりとありますよ(爆)
鬼子リヴェンジ前の沢行きぼちぼち検討しませうね~。
あ、あとで電子手紙投函するかも~。
わっぱがさん。
まさにわっぱが薮こぎでした。
山頂に飛び出たときの感動は
筆舌にしがたいです。
たぶん、あんなに難儀して中岳に登る人も
珍しいかも。。。