セブンのワンデイレジャー保険が終了。短期の登山保険おすすめ。

セブンのワンデイレジャー保険が終了。短期の登山保険おすすめ。

「今朝、コンビニで保険入ろうとしたら、サービス終了だったんです」
ガイドツアーで集合したゲストさんが、これからわたし、どの保険に入ったらいいのでしょうかと、途方に暮れた顔で聞いてきました。

セブンイレブンの複合機で登山当日に入れるレジャー保険、手軽なので利用されていた方も少なくなかったのではないでしょうか。

そこで今回は、登山ガイドおすすめの短期で入れる保険と、その選ぶポイントを解説します。

とはいえ、すべての保険を比較検討し確認はしておりません。

ここでは、登山をする人なら耳にすることのあるブランドの中からチョイスして、わたしのガイドツアーにご参加の皆様に向けて、解説いたしますこと、ご了承くださいね。

目次

結論:どの保険に入ればいい?おすすめ3選

明日のツアーに!

そんな方もいらっしゃるかと思いますので、まずはサクッとおすすめを。

おすすめの順番はランキングではありません。

微妙に中身が違いますので、そこはご自身のニーズで検討してくださいね。

ワンタイムやまの保険

まごころ少額短期保険株式会社

ポイント

・国内登山の1日〜の短期登山に。
・コンビニでのお支払いも対応。
・ご家族やグループも8人までいっしょに手続きOK
・必要な内容を選べるのでコスパgoodです。
・山でのケガや道迷い、熱中症や低体温症、地震や噴火災害も対象となります。

※疾病や高山病など体調不良は対象外です。
健康に不安のある方はあらかじめ健康診断を。

捜索救助費用 最大300万円(免責3万円)
捜索輸送移送等費用 最大300万円(免責3万円)
加入期間 1日〜29日
賠償責任 選択可能:最大1000万円(免責3万円)
ケガの補償 選択可能
料金 142円〜
お申込み方法 スマホやパソコンからweb手続き
お支払い方法 クレジットカードまたはコンビニ決済

ヤマレコ ワンタイム保険

ポイント

・国内の登山で日帰りから3泊4日までの短期登山に。
・最小限の補償をバランスよくパッケージ
・山でのケガや道迷い、熱中症、病気発症、地震・噴火によるケガも対象となります。

救援者費用
(捜索救助も含む)
100万円
加入期間 1〜4日
賠償責任 1億円
ケガの補償 あり
料金 660円〜1600円
お申込み方法 ヤマレコ会員登録後、スマホやパソコンからweb手続き
お支払い方法 クレジットカード

ヤマップ

ポイント

・アウトドア全体のレスキュー費用とケガの費用を補償
・捜索救助は民間・公的機関に関係なく、費用をお支払い。
・グループやご家族いっしょに加入もできます。
・山でのケガや道迷い、熱中症も対象となります。

※疾病や高山病など体調不良、自然災害は対象外です。
健康に不安のある方はあらかじめ健康診断を。

救援者費用
(捜索救助も含む)
最大300万円
加入期間 7日間まで
賠償責任 ーーー
ケガの補償 あり
料金 580円
年齢制限 18~79歳(契約時)
お申込み方法 ヤマップ会員登録後、スマホやパソコンからweb手続き
お支払い方法 クレジットカード

モンベル 野遊び保険

ポイント

・モンベル会員なら89歳まで加入できます。
・手厚い補償
・山でのケガや道迷い、熱中症も対象となります。
・携行品損害補償(カメラやスマホなどの損傷も)

疾病や高山病など体調不良、自然災害は対象外です
健康に不安のある方はあらかじめ健康診断を。

救援者費用
(捜索救助も含む)
最大300万円
加入期間 1日〜7日まで
賠償責任 一億円程度
ケガの補償 あり
料金 250円〜700円
日数と、携行品補償の有無で変動
年齢制限 89歳まで
お申込み方法 webで
お支払い方法 クレジットカード

自分に必要な補償の選び方

今回4つの短期保険をご紹介しました。

しかし内容は微妙に違っていて、たった4つでもどれがいいのか迷いますよね。

そこでみなさんそれぞれにとって、この補償はいる?いらない?でまとめてみました。

ご参考になさってみてください。

選ぶポイント各社まとめ比較

※R8.04現在調べ ワンタイム
やまの保険
ヤマレコ
ワンタイム保険
ヤマップ
外遊びレジャー保険
モンベル
野遊び保険
捜索費用について
注意事項
確認中 確認中 民間救助団体への直接の救助要請、山岳遭難防止対策協会の出動時など、民間・公的機関問わず。 初動は警察などの依頼を受けた捜索団体に限る。以降は民間救助団体への直接の救助要請などにも支払い。
道迷い
自然災害 × ×
病気や体調不良 × × ×
熱中症
携行品 選択可能 × ×
最低価格 142円 660円 580円 250円
年齢制限 ーーー ーーー 18~79歳(契約時) 89歳まで
賠償責任 選択可能 1億円 ーーー 1億円
申込み方法 WEB WEB WEB WEB
支払い方法 クレジットカード
コンビニ
クレジットカード クレジットカード クレジットカード
加入条件 ーーー 会員登録(無料) 会員登録(無料) 会員登録(無料)

賠償責任 いる?いらない?

山のトラブルに備える「賠償責任の補償」とは?

山登りの途中で、誤って石を落として下の登山者にケガをさせてしまったり、他人の高価なカメラを壊してしまったり。
そんな「もしも」のときに役立つのが、登山保険の賠償責任に関する補償です

この補償が「なくてもいい人」

実は、すでに他の保険でカバーできている場合が多いです。
車の保険や家の保険、自転車保険を確認してみてください。
すでに「賠償責任」の記載があれば、この補償は省いて保険料の節約ができちゃいます!

□自動車保険や火災保険に入っている人

これらの保険には「個人賠償責任特約」がついていることがよくあります。
日常生活全般の事故をカバーするため、登山中の事故も対象になるのが一般的です。

□同居するご家族が個人賠償責任特約にすでに加入している人

家族型の個人賠償責任特約ですと、同居する家族全員がカバーされます。

保険証をご確認してみてください。

ケガや入院の補償 いる?いらない?

この補償が「なくてもいい人」

すでに手厚い医療保険などに入っているなら、外してもよいかもしれません。
現在ご加入の医療保険を確認してみましょう。

医療保険が充実している人

すでに入院・通院の保障がしっかりあるなら、そこから治療費をまかなえます。
登山中のケガも、一般的な医療保険の対象になることがほとんどです。

この補償が「あったほうがいい人」

登山ならではの「急な出費」に備えたい人は、入れておくと安心です。

□医療保険等に入っていない、または補償が少ない人

万が一のためにぜひ加入しましょう。

道迷い補償 いる?いらない?

ガイドツアーなどの場合は、よほどのことがない限り道迷いのリスクはかなり低くなります。
可能性を挙げればキリがないのですが、次のような可能性がある方には必要かも。。。

・ツアーをどうしても離脱したく、ガイドに交渉して山中で離脱して一人で行動する。

・ガイドの注意を無視して山菜採りや写真撮影などで、パーティから離れがちである。

 

携行品補償 いる?いらない?

登山の持ち物は、カメラやスマホ、高級なウェアなど高額になりがちです。
とはいえ、この補償は「とりあえず」でつけると損をすることも。

補償の内容(一般的な例)

・山で転んでカメラを壊した、ストックを折ったなどの損害をカバーします。

・盗難にあった場合も対象になることが多いです。

※注意: 置き忘れや紛失は対象外になるのが一般的です。

この補償が「いらない人」

実は、すでに他で守られているケースがとても多いです。

□火災保険(住宅の保険)に入っている人

家の保険に「建物外受託品特約」などがついている場合があります。
外に持ち出した家財の損害をカバーできるなら、登山保険で入る必要はありません。

□持ち物が古くなっている人

保険金は「今の価値(時価)」で計算されます。
5年、10年と使い込んだ道具は、壊れてもわずかな金額しか出ないことがあります。

□スマホの補償に個別で入っている人

一番壊れやすいスマホに独自の保証をつけているなら、あえて追加しなくても良いでしょう。

この補償が「あったほうがいい人」

□新品の高価な道具を使っている人

買ったばかりの数十万円するカメラや、最新の登山ギアを持っているなら安心です。

□他の保険で「持ち物」のカバーがない人

住宅の保険に特約がない、または保険自体に入っていない場合は検討してもいいでしょう。

加入しない場合の「心構え」と「対策」

「持ち物の補償」をつけない、あるいは今回のように補償がない保険を選ぶなら、以下の準備を伝えてあげましょう。

「壊さない工夫」を徹底する

スマホには頑丈なカバーをつける、カメラは首から下げずザックの専用ポーチに入れるなど、物理的なガードを固めましょう。

「消耗品」と割り切る

ストックやウェアは、山ではいつか壊れる消耗品だと考えておくことも、精神衛生上大切です。

高価すぎるものは持っていかない

山の環境は過酷です。
消耗品と割り切れないほど、壊れて立ち直れないほど高価なものは、山に持ち込まないのが一番の保険です。

体調不良や持病の悪化による補償 いる?いらない?

登山保険のほとんどでは、「ケガ」「病気」をハッキリ分けて考えています。
この点をしっかり把握して、自分にとって最適な安心を備えましょう。

知っておきたい補償のルール

・「ケガ」は対象: 登山の保険のほとんどは傷害保険で、これは「急激で偶然な外からの事故によるケガ」が対象とされております 

・「病気」は対象外: 脳疾患、疾病(持病など)、心神喪失によるものは原則として補償されない場合がほとんどです 

・高山病や持病の悪化: これらは一般的に「疾病(病気)」とみなされるため、保険の支払い対象には含まれない場合がほとんどです。

・捜索費用も注意:遭難の原因が「病気」である場合は、捜索費用の保険金も支払われないケースがほとんどです。

※熱中症:熱中症や熱射病は、最近の保険では特約などで補償の対象となるものも増えております 

この補償(病気カバー)を選んだほうがいい人

より幅広い「病気」までカバーする高機能な登山保険を検討すべきなのは、以下のような方です。

□持病(心臓や脳など)に不安がある方
万が一、山登り中に持病が悪化して動けなくなった際、捜索費用までカバーしたい場合は、病気対応の保険が必要です。

□3,000m級の高山に挑戦する方や高山病になりやすい体質
高山病のリスクが高い山に行く場合、病気としての補償があると安心です。

この補償を選ばない場合の対策と心構え

「病気は補償の対象外」という保険を選ぶなら、以下の準備が不可欠です。

1. 「自分の健康」を過信しない

登山の前に、定期的な健康診断や血圧のチェックを必ず行いましょう。

「今日は体調が少し変だな」と思ったら、勇気を持って中止する決断が最大の保険になります。

2. 「余裕のある計画」を立てる

中高年の登山は、コースタイムの1.2〜1.5倍の時間をみて、心臓に負担をかけない歩き方をしましょう。

水分とエネルギー補給、衣類調整による体温調節をこまめに行い、熱中症を防ぐことも大切です

3. 「エスケープルート」を確認しておく

体調が悪くなったとき、どこで引き返せるか、どこに救護所があるかを事前に調べておきましょう。

自然災害補償 いる?いらない?

保険の世界では「雷」と「地震・噴火」は扱いが全く異なります。
ここが最大のポイント。

「めったに起きないから不要」と考えるか、「起きたときのダメージが大きいから必要」と考えるかは、個人のリスク管理の考え方次第です。

1. 「雷」によるケガは補償される
雷は「急激かつ偶然な外来の事故」に含まれます
そのため、通常のケガと同じように補償の対象となります
登山中の雷リスクに備えたい場合、特別なオプション(特約)は不要です。

2. 「地震・噴火・津波」によるケガは補償されない
地震や噴火、それらによる津波が原因のケガは、原則として保険金が支払われません
捜索費用についても、地震や噴火が原因の場合は対象外となります
これらをカバーするには、オプションや、これをカバーする保険が必要です。

自然災害の補償が必要かどうかの「判断ポイント」

① 登る山の「火山活動」をチェックする

□必要ない人:近くに火山がないエリアや、活動が落ち着いている山をメインに歩く人。

□あったほうがいい人:現在も活動が続いている火山エリアに登る人。

② 「捜索費用」の大きさを考える
地震や噴火で道がふさがれ、自力で下山できなくなったときの捜索は大規模になりがちです。

万が一の際、家族に大きな経済的負担をかけたくないなら、自然災害までカバーするタイプを選びましょう。

③ 既存の保険の「天災特約」を確認する
すでに入っている生命保険や傷害保険で、地震や噴火によるケガがカバーされている場合があります。
「登山保険は雷(通常事故)までカバーできればOK」と割り切るのも、合理的な選択肢の一つです。

 

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