鷹ノ巣山岳会主催の大寒山行森吉山ツアーに
今年も参加して参りました。
阿仁スキー場でお昼を済ませ、
12時にはゴンドラで一気に終点まで上がって
12時30分、山行スタート。


正月に来たときは骨組みだけの樹氷モンスターも
ここしばらくの豪雪で立派に成長しました。
本日の参加者は18人。
スノーシューと山スキーの混成パーティです。


天気は、雪で視界不良。
この季節の森吉らしい無愛想っぷり。
樹氷平から先、石森までの尾根は
右手に雪庇ができるので
視界の悪いときは要注意だ。

今日も、注意していたのだが、
ズンッと重い音とともに先頭が雪庇を踏み抜いた。
一瞬にして崩れ落ちる雪の塊。

幸い、先行者は雪に亀裂が走った一瞬、
とっさに山側へ飛んだので
間髪の差で落ちずに済んだ。
雪庇のヘリから、
いつもと同じ間隔を開けていたのだが、
今年の雪庇はかなり大きく成長していたようだ。


石森でコンパスを合わせ、白一色の世界へ進む。
石森にルート旗を立て、
帰りに迷わないように来た方向には2本立てる。

正月に来たときは、
小屋も山頂も丸見えの晴天だったが
本日は、自分がどこにいるのか、
どっちを向いているのかさえ分からなくなる。


GPSとコンパス併用でルートを確認しながら
白一色の世界を進む。
状況が厳しいほどに、
山道具、知識、経験がものを言う。


13時50分、阿仁避難小屋に到着。
正月に比べると例年並みに雪が積もった。
しかし、積もった雪がふかふかの新雪で
スキーを脱ぐと、埋まって大変。


積雪期は2階の窓から出入りする。
なんと、
雨戸がきちんと締められていなかったらしく
窓が凍てついて、中々開かないのには参った。
ようやく開いた小屋に荷物を入れ、
山頂アタック組12人は
空身で再び吹雪の中へ。


山頂まではコンパスとGPS、そして
ルート旗をメタ打ちして進む。
鷹ノ巣山岳会会長の見事なナビゲーションで
山頂にドンピシャでたどり着く。
山頂は風も強く、風雪で露出した顔が痛い。
集合写真を撮る余裕もなく、
一目散に退散してきた。


帰ると小屋はストーブで温められ、
きりたんぽの美味しそうな
香りが迎えてくれた。

宴会は4時ぐらいから始まり、12時まで。
その後も3、4人が山の話で盛り上がっていた。

その山の話を子守唄代わりに、
私はシュラフでウトウト。
山行の思い出や、これから行きたい山、
ルート旗がいかにすばらしいか
そして、山っていいよな~と山の話は尽きない。

山の中で、山好きの人たちと
山の話を聞きながら時間を過ごす。
楽しいなと思いながら眠ってしまった。


翌朝、すこしの間、小屋から森吉山の姿が見えたが
あっというまに、また吹いて来た。
今朝は、山頂へ本荘山の会の会長が
一人で往復してきたそうだ。


9時30分、小屋を出発。
来たとき開いていた雨戸を、
何とか締められるようにしたそうだ。


大きなザックを背負って新雪で転ぶことほど
疲れることはない。
誰かが転んだらしく、
しかも転んだ先に大穴があって難儀していた。

ザックの重みとスキーで身動きが取れず
本当に、ツライのだ、これが。
鷹ノ巣山岳会の皆様、楽しい山行、きりたんぽ、
ありがとうございました。

強者本荘山の会の皆様、
ラッセルありがとうございました。
またどこかの山で、お会いしましょう!

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