4月発売予定の我が著書「ばりこの秋田の山無茶修行」、
内容をざっとご案内を。
全体的に、早い話がエッセイです。
「山歩きの雑記帳」にこの3年ほど、寄稿させて
いただいておりましたが、
文体は「山歩きの雑記帳」の
世界観に沿うようにしていました。
が、
今回は一冊まるまる「ばりこ」ときた。
タイトルも方向性も自由。
何をやってもいいという、まっさらな
キャンパスのみ、どーんと無明舎出版さんから
渡された感じ。
文体的には、ばりこ全開で行くことに。
ただこの文体、放っておくと
羽生選手愛ブログのノリに突き進み、
すきあらば羽生選手のトリプルアクセルに
ついて語りそうになるリスクを孕む。
こらえた。
第1章)はじめての山に登る
全5本構成、初めての山登りシリーズ。
□はじめての山登り 栗駒山
まさかこの日に登山をはじめるとは、
朝起きた時点では
1ミリも考えてもいなかった、
衝動が生んだ山人生のスタート。
じぶんの行動、一寸先わからない。
□はじめての雪山登り 田代岳
義理で出席した飲み会で隣り合った、
会社の「天敵」。なんと彼は山男だった。
そこで聞かされた雪山のすばらしさ。
何が何でも雪山だと思い立ち、矢留山岳会に入会。
念願の雪山&山スキーデビュー。
雪山では、さまざまな常識が瓦解した。
□はじめての沢登り 大石岳
矢留山岳会で「夏は沢登り」なのだと
すっかり啓蒙され、
何が何でも沢だと準備万端で夏を
待ち構えていたがまさかの置いてけぼり。
いじけていたところへ、タナカさんから
沢登りのお誘い。沢デビュー。
□はじめての道迷い 大森山
基本、単独を好むわたし。雪山だって
単独で行きたい。2、3回ばかりの
雪山経験で知ったつもりで出かけた
残雪期の辺鄙な山域。
見事にルートロス。右往左往の顛末と
リベンジの山行。
□はじめての積雪期限定ルート 石黒山~小白森山
変わりもののタナカさんから
残雪期の山のお誘い。取り付きルートを
検討してねとのミッションに
張り切るわたし。登山道のない山も
雪を味方にすれば入っていけることを知る。
第1章はこんな内容。
これから山の世界に踏み入りたい方、
かつての初心者には、山の初めてアルアルの章です。
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