5月9日と16日:真昼岳から水鏡展望

5月9日と16日:真昼岳から水鏡展望

5月はここに登らずにはいられない。
真昼岳だ。実は2週連続で真昼岳。
一年ぶりに訪れたところ、登山口から
沢沿いのコースに沿って作業道ができていて
雰囲気が様変わりしていた。

コースタイムはゆっくり休み休みで・・・・
9:10 登山口
9:55 石台
10:10 ブナ林
10:50 ヤセヅル
11:18 赤倉口分岐
11:35 山頂〜休憩12:00
13:50 下山完了

赤倉口の登山口まで車が入れた。
ときどき、大鳥居手前で通行止めとなるので
この林道歩きがないのがありがたい。
すでにクルマは数台。この時期は
山菜採りが多い。

作業道に引っ張られないようにか
これまでなかった登山道の看板が
つけられていた。

沢から登山道がそれていく地点に
湧き水がある。
去年までなかったパイプとカップが
添えられていて、利用しやすくなっていた。
冷たくておいしい水。

沢沿いの道は徒渉を繰り返しながらで、
滑りやすい。
ときどき、足場の悪い急斜面が
あったりなので、慎重に歩きたいところ。

シラネアオイが見頃だった。
実は2週連続の真昼岳で、
こちらは大型連休あけの週末の花。
麓の見頃はそろそろ終盤かも。

この大木が出てくると、沢沿いから
山腹の巻道になる。

杉とブナが混じる林で
登山道わきでコシアブラが採れる。
くれぐれも取り尽くさないよう、
脇芽は残していただきましょう。

石台。特に石の台も見当たらないのだが。
ここから先はブナの森だ。
しばらく山腹を巻くようななだらかな
登山道となる。
まだエゾハルゼミは鳴いておらず、
ツツドリの声は遠くの森でときどき
聞こえてくるだけ。

ここのブナ林を歩くだけでも
このコースは満足だ。
だが、ツツドリやエゾハルゼミの
BGMがないとまだちょっと物足りないかな。

ムシカリも咲き始め、
ムラサキヤシオも彩を添え始めた。

善知鳥新道、というのが正式名称か。
大浅沢新道だと思っていた。
取り付きが痩せ尾根の急登なので、
ロープがあると安心なコース。
初心者向きではないかと思う。

真昼ブナ林。気持ちのいい山歩きとなる。
先週、下山のときに、山腹の上のほうの藪を
ガサガサ言わせて何かの動物が
いたが、さて誰だったのだろうか。

二次林。せいぜい60〜80年くらい?
戦後の大規模な伐採の波がここにも
きたのだろうか。

山腹が北西斜面側になると
足場の悪い箇所が出てくる。

急斜面に付けられた山道なので
足場は悪いが景色が良い。

ヤセヅルの手前でまた尾根の
反対側に登山道が移る。
このあたりは残雪期にはルートを
見失いがちなので要注意。

ヤセヅル手前、山頂が見えてくる。

ここまでくると、入山者の目的は
コシアブラより山頂になるせいか、
わりと立派な芽があちこちに見つかる。

ヤセヅルへ。冬はナイフリッジに
大きな雪庇ができる場所。

雪はまったくなくなっている。

いったん、ヤセヅルからコルへ下るが
その前に山頂を展望できる。
遠く感じてしまうが、神社小屋も
しっかりと見えて、ここからゆっくりでも
1時間もかからない。

連休明けはこのくらい雪があったが、
1週間後には、ほぼ雪は消えていた。

あちらは音動岳。北真昼岳とも
呼ばれるらしい。
シラネアオイの見事な株がある。

五月16日には沢地形の一部にだけ
残雪があった。
ここが足を滑らすと谷に
落ちていきそうに急斜面にあるので
通過は注意が必要だ。
たぶん、来週までには消えるだろう。

オクエゾサイシンか。稜線直下に見頃だった。
オサバグサも蕾ができている。

笹薮のトンネルに差し掛かれば、
稜線はもうすぐ。

稜線。
先週は風が強くて、ここで引き返した。

稜線上は遅い春が満開。
キクザキイチゲが、登山道脇を縁取って
見頃だ。ヒメイチゲも小さいながら
ひしめき合っていた。

ショウジョウバカマとヒメイチゲ。

振り返ると音動岳。
その奥には和賀山塊。

前方に山頂。
その奥に、鳥海山も午前中は
よく見えていた。

山頂。なんと、
山座同定の石柱が倒れていた。

山頂からは田園風景が広がる。
ちょうど水田に水が張られはじめ、
日差しが強ければ、きらきらと輝く様子が
見られるだろうが、あいにく今日は曇り空。

水鏡が輝くタイミングを期待して、
なんども登ってしまう理由のひとつである。

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