2020年9月6日神室山の役内口登山道偵察

2020年9月6日神室山の役内口登山道偵察

2020年6月から今シーズンは登山口まで車両通行止め

5月に登ったときは通れたが、どうやら神室山の秋田側からの登山口までの2キロほどの林道が車両通行止めになっているらしい。ということで偵察に。

行ってみると、役内の大きな鳥居がある地点から先は、一般車両通行止め。そして鳥居のそばに5台ほどの駐車スペースがあり、登山届けボックスなどもそこにある。ちょうど写真の「治山工事」看板の後ろに、登山届けボックス。

このボックスの登山届け用紙をみると、パノラマコースの急登を登ったあたりも通行止めの旨、書かれている。本日、実際どうなのか行ってみるつもりだったが、諸事情により到達できず。。。後日また。

5月以来の神室山はこんなことになっていた。
工事中なので大鳥居から歩かねばならない。
この林道を歩くのは
積雪期のときぐらいだが
今シーズンはずっと工事のようである。

2キロほど。急いで20分すこし。
標準コースタイムで30分。

パノラマコースの登山口付近は
工事のための林道ができていた。
きょうは西の又コースを行くので
そのまま林道を歩き続ける。

最近の工事現場というのはなんだか
フレンドリーかつ親切で
トイレを解放してくれている。
事務所のスーパーハウスの前には
造花が置かれていたりと、なんだかほっこりする現場だ。

暑いながらも朝の日陰は涼しい。
第一吊橋で
山梨からの健脚男性に抜かれる。

本日の確認ポイントは
このコースがもっとひどい状態になってやしないか。

安定のワイルド感。
岩にボルトがあるので
ちょっとしたボルダリングでへつる。
楽しいアトラクションだが、この上に
巻道もある。
もっとも、その巻道もギリギリ感いっぱい。
草も被っているので滑落に注意が必要。

岩慣れしているなら沢のボルダリングルートが
安心かも。

ゴーロ歩きですな。

第二渡渉の吊橋。
傾いているので楽しさ倍増。

吊橋二つを抜けると、気持ちのいい
森を抜けたり
巻道にヒヤヒヤしたり。
何かとスリリングてんこ盛り。

そんな中で「老いてなお」の
プレートが出てくるとほっとするのだ。
だいぶ傷んできているが
ずっとこのプレートには登山者を
で迎えて欲しいもの。

神室の役内口からの西の又コースを
簡単に説明するならば
際どい巻道と渡渉の回廊。
5月はまだ前年の落ち葉たっぷりで
滑りやすかった巻道も、だいぶ落ち葉も
なくなって歩きやすくなっていた。
注)神室山比。神室のこのコースの四季のなかでは比較的。

5月に危うく対岸の登山道をスルーして
遡行しそうになった渡渉点。
明確な←がつけられていた。
そして対岸にはピンクテープも付けられている。

三十三尋の滝。
ここまでくれば、沢ぞいの
際どい巻道も終わる。
その代わり、胸突き八丁の急登となる。

不動明王直下の渡渉点。
渡渉が苦手な方などは靴を脱いで
渡る人もいるが
足の怪我にご注意を。
予備の厚手の靴下があれば
それを履いて渡ると滑りにくく
怪我のリスクも低くなる。おすすめ。

不動明王。水場はここから少し登ったところに
塩ビパイプで引かれてある。
冷たくておいしい水だ。
山頂の小屋付近の水場は
100メートル以上も沢を下るので
慣れていないと危険。
ここでたっぷり水を汲んで行こう。

さて、夏の神室山でのわたしの
撤退率は実に100%。
今回も不動明王を拝んで帰る。

台風で体が重い。眠い。
台風を克服したいと思ったが
自然には逆らえないわ。

このコースのお気に入りの
森をぶらぶら歩きながら
のんびりと。

雨がたくさん降ったあとは
雨後の石の子が。
なにか正式な呼び方があるのかな。

神室はやっぱ冬だな。
と負け惜しみ。

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