矢留山岳会の6月の会山行は焼石岳。
私、ばりこが当番で東成瀬口からのコースで
募集したところ、みごとに女子ばかり。
これは楽しくなりそうだ。

ーーーーーコースタイムーーーーー
07:45 東成瀬口スタート
08:18 釈迦懺悔分岐
09:16 6合目 与治兵衛
10:00 7合目 柳瀞
10:43 8合目 焼石沼
11:19 9合目 分岐
12:00 焼石岳山頂!
12:40 下山開始
16:20 下山完了

林道は状態もよく、穴ぼこもなくスムーズ。
横手のやまおやぢさんの情報では
昨日の土曜日は、通行止めだったらしい。

駐車場、よもや山菜ハンターらの車で
いっぱいになってはいないかと
心配もしたが、まだ停めるスペースはあった。

7時45分、記念撮影などしてチーム美女、出発。
登山道わきの湿地には
サンショウウオの卵がでかい。

山は夏の緑に色彩を強めつつあり
エゾハルゼミの合唱でにぎやかだ。

途中で最近整備されたすずこやの路と
交差し、大森山の山腹を巻いて進む。
森の中は涼しく、心地よい。

30分ほど歩けば釈迦懺悔。
ここは小ピークを経由するコースと
それを迂回するコースの分岐である。
せっかくなので、景色の良いピークを
拝みに行く。

懺悔前に一息入れていると
単独行の男性が追い越していった。

ピッケルを持っていたので、
そんなに残雪があるのかと、やや不安に。
この時期に登るのは初めてである。
雪はあるだろうが、それほどでもないだろうと
心構えもあまりなくきてしまったわ。

釈迦懺悔。懺悔するほどの勾配でもないが
ここで三界山が展望できる。
日当たりのいい地面には
イワカガミや、ミツバオウレンも。

懺悔がすんだので下る。
下り切ると季節が逆戻りして
カタクリロードがわれわれを出迎えて
女子的テンションがあがる。
この先から、ところどころ残雪が出てくる。

東成瀬コースはとにかく長い。
ゆるやかにだが、長い。
ふたたび小ピークのある広い尾根。
あれが焼石岳だと言い合っていたが
主役はあの奥である。

小ピークを下るとお化けのような
ミズバショウに一同からかわいくないとの
ダメ出しが飛び交う。
女子、容赦ない。

このコースは3回、渡渉がある。
第一の渡渉はこの大岩のある沢。
雪解けシーズンだからさぞかしと
覚悟していたが、まあ飛び石づたいに
渡れそうだ。

ちぇるさんがゴミ袋を
持参していたが、邪魔だったらしく
石を伝って渡り切る。

せっかく渡った沢を再び対岸へ渡る。
2回目の渡渉はやや沢幅も広い。

とうとうと雪解け水を集めて
速い沢ぞいの残雪をトラバース。
チェルさん的にはここが恐怖だったとのこと。
平然として見えていたが。

7合目の柳瀞。
適度なサイズのミズバショウの
湿地に歓声。

コースはこのように残雪だらけ。
ピンクテープが張られているが
落ちていたりする。
帰りのためにわたしも
3箇所ほどテープをつけた。

3回目の渡渉。
ここは流れも速く、水量も多い。
トラロープが張られていた。

矢留女子は泣き言も言わず
がんがん渡る。

だいぶ、三界山が近いてきた。
釈迦懺悔で見たときはだいぶ遠くに
見えてくじけそうだった。

あとからそう言ったら
ほかのメンバーも同意見だったようだ。

オオバキスミレ。
登山口付近にはフイリミヤマスミレも
咲いていた。

ムラサキヤシオが鮮やかだ。

樹木も低くなり、

ようやく焼石岳が見えてきた。
あれま、遠いなあ。

きょうは下山もおなじくらい
時間がかかるだろうから、
そして渡渉も水量が増えるだろうから
山頂につかなくても12時で下山すると
メンバーに伝える。鬼リーダーか。

焼石沼到着~。沼もだいぶ雪の下。
時間があれば、沼のほとりまで行きたかったが
山頂到着を最優先することに。

10分ほど小休止。

沼から1時間もあれば
山頂に到着できるだろう。

ハクサンチドリはまだ仕込み中。
シナノキンバイもまだ。

登山道はミヤマキンバイに
黄色く縁取られている。

こちらの山腹には一面を
シラネアオイが覆っていた。
写真じゃよくわからないが・・・
圧巻だった。

もちろん登山道わきにも
シラネアオイの群落。

ミネザクラも見頃。
奥にあるのは三界山。

途中に立派なクマの落し物もあったが、
賑やかな女子チームの前に
出てくるクマもいないだろう。

フデリンドウ?ミヤマリンドウ?

11時20分、分岐。
あと一息で山頂だ。

この先は、大きな岩が累々と
積み重なった道となる。

チングルマが1箇所、咲いていた。

ユキワリコザクラも、一株。

あんなに遠かった焼石岳の直下である。
きょうは岩手側の山開き。

山頂にはちらほらと人影が見える。
東成瀬コースは静かなもので
我々のほか、あまりいない。

12時ジャスト、山頂!

予定通り到着できてみなさんこの笑顔。

360度の展望を楽しみお昼を楽しんで
30分ほど休憩し、下山とする。

姥石平は雪も消えていて
チングルマなどが咲き始めているとのこと。

まだ早いかなあと諦めながら
下山していると!
キヌガサソウがいらっしゃった!

サンカヨウも。

リュウキンカも。

ミズバショウの
可愛いサイズの子も。

午後の気温に雪は
やわらかくなりステップが
切りやすくなっていた。

案の定、沢は増水。流れも速い。

まあ転んでもあとは帰るだけだし
怪我もしないだろうと言い合って
渡っていく。

ちぇ、ちぇるさんたら豪快。

午後の森はまた美しく
静かでよい1日。

締めくくりはなぜか、
花の子ルンルンを合唱しての
帰路となった。