2010年7月17日 梅雨明け一日目!桃洞滝からナメ歩き

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2年前、はじめて沢歩きを体験したのが
赤水沢を兎滝を越えて
ぐるっとめぐって桃洞滝に至るコース。
本日は、その桃洞滝から高場森のピークへ
梅雨明けの空の下、遡行した。


8時40分、野生鳥獣センターを出発。
足回りは、スパイク付長靴とトレッキングシューズ。
沢に入るまでの
1時間30分ほどのアプローチはトレシューで。


小さい花二つでワンセットは、ツルアリドオシ。
よく見るとかなり毛深い。花弁の先はほんのりピンク。
写真ではあまり分からないのが残念。


サンカヨウが、
つい数週間前は花だったのにもう実をつけていた。
ギンリョウソウも、まん丸い実を付けており、


まぶしい黄色はキンコウカ。
地味ながらもカタチは派手なノギラン。
すっかり季節は夏だ。


トレッキングシューズはザックに仕舞って、ここからは
スパイク長靴で沢歩きスタート。この脇に、遊歩道があるので
桃洞滝見物だけの場合は、
沢に入る必要はない。・・入った方が楽しいけど。


えんえんと続くナメ床は、ゴーロ歩きのような緊張感もなく
まさに癒しの沢。
長靴はさぞかし蒸すだろうと思ったが、思いのほか快適。
長靴ごしに沢水が涼しかった。


10時15分、おなじみ桃洞の滝。女滝とも言う。
観光客もおらず本日、独占。
右側を登って行く。


岩にはステップが刻まれているが
バランスを崩したら滝壷が口を開けているので慎重に。
本日、沢歩き初体験のyuraさんは
T中さんとアンザイレンで。


桃洞の滝を登りきると、奥まで続くナメ床の沢。
ところどころに、甌穴が口をあけているので、
癒しの沢とは言え、
落ちないように要注意です。


コアニチドリは終盤だった。
もう一週間早ければ、かなりたくさん咲いていた様子。
以前、赤水沢で見たコアニチドリはピンクだったが
こちらはかなり白に近かった。


本日のお初は、モウセンゴケの花。
虫を捕まえようとしているその足元と、そこからすっと
一本伸びた茎の先に咲いている
可憐な花のギャップに軽く驚いた。


悪天の場合はここからエスケープ予定だった沢。
梅雨明け初日の本日は、素通りする。こちらも楽しそう。


癒しの沢も、小滝の真下に大きな釜が行く手をはばんで
時々意地悪を仕掛けてくる。


プチゴルジュ。チムニーで通過する必要もなく
この右側を歩いて通過。


11時20分頃、中滝。
T中さんのトップで、皆さんはこの左側を
ザイルに掴まって登る。
「T岡さん、そこ来て」と私は真ん中をフリーで。


コケが着いた岩に難儀。
ちょっとお助けロープにすがって突破。
楽しかった(^^)。


11時27分、男滝。ここも初心者には
ホールドもスタンスも心もとないので
ザイルを出してもらう。


T中さんはさっさとトップで登って行き、
我々は、そのザイルに掴まって安全第一で。
初のyuraさん、余裕で突破。続いてS藤さん。
ラストは私。


男滝、という名前ほど荒々しくもないのだが、
最初の女滝があるから、ということだろうか。
T中さんはこの滝の手前にある
あの岩が、それに見立てられたのではないかと推理。


ザイルで一段目を登った後は、
その滝の上にあるバンドを進み、
2段目の滝も、安全第一でザイルを出してもらう。
「T岡さんはいらないでしょ」
ということで最後の私はフリーで。


11時50分頃、二つの沢の出合いに到着。
よく左側へ入ってしまう人がいるそうだが、
本日高場森へはこの右側へ入って行く。


出合いを6分ほど進んでから、小休止。
ちょうどお昼近い。


面白い葉っぱがあったが、なんでしょ。


さて、この先は沢幅も狭まり、
枯れ木や薮もあり、傾斜も出てくる。
狭いながらも、ちゃんと甌穴があるあたりが意地悪。


舗装道路のような沢床もちょっとあったが、
巻きようのない水たまりがあったり、
倒木があったりと、これまでの癒しムードはなくなった。


沢も源流が近くなるとぐっと傾斜が出てくる。


ここが源流。水もなくなった。
ここで、野生動物の気配があり、
ガサガサと派手な音をたてて
立ち去る動物がいた。

熊かと思ったが鳴き声をあげたので、
熊ではなさそう。
猿かな、ということで意見一致。


高場森まであと200m。
標柱は熊のマーキング付き。


このあたりは天然杉が気持ちよく生育している。
天然記念物に指定されている、
桃洞・佐渡の杉原生林だ。


13時20分、高場森のピーク到着。
900mジャスト地点。
見晴らしはあまりないのだが、焼山がよく見えた。


下山の道すがら、小さな白い花の群落がありアリドオシラン。


13時50分、この先を抜けると駐車場だ。
本日はT中さんのお知り合いが
クルマを下山口に回してくれている。
林道と登山道を2時間以上歩く覚悟だった。
この暑さで本当にありがたかった。

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