山スイーツでドヤ顔するならささっと簡単な蒸しパン!という結論に達した週末だったが、
一抹の虚しさは、さほど自分自身が山でスイーツを食べる行為に魅力を感じない
という、しょうもないほどに根本的な問題があることだ。
しょせん机上の企画か。
いや待てよ。ともう寝る時間だが閃いた。
さっそく夜中にごそごそとメスティン を引っ張り出し、
そして昨日の余りの蒸しパンミックスとウインナー、チーズ、バジルを用意する。
そうだケークサレだ。甘くないケーキだ。ずっと作ってみたかったがめんどくさくて
作らずじまいだったケークサレ風の蒸しパンならどうだ自分。
蒸しパンミックスが残り50gしかなかったので、しょうがないので小麦粉でカサ増しして
100gを用意。そして具材ごとポリ袋に入れ、塩をひとつまみ。チーズだのウインナーで
塩味は結構あるので、ほんの少しだけ入れる。
水でもいいのだが、ここは下界。リッチに牛乳を80ccほど。
そしてサラダオイルを小さじ1弱。オイルを入れると蒸しパンは冷えてもしっとりする。
オイルを入れないと、冷えてからやや硬くなるので、甘いバージョンでも応用できる。
具材的にイタリアンっぽいテイストになりそうなので、ケチャップも入れたかったが
あいにく切らしていたので、代わりにオタフクのお好み焼きソースを少し入れる。
イタリアンが大阪モノになってしまうだろうが、文化の融合は日本の文化だ。いい。
そしてメスティンに長バットアミ 18型をセットし、水かお湯を網ぎりぎりまで入れる。
ポリ袋を緩く結んでメスティンに入れ、蓋をしっかりして中火に。
湯気が出てから約10分。
さあどうだ!バジルがイタリアンを主張するも、
お好み焼きソースがちゃうで!とすかさずツッコミを入れとる。そんなケークサレができた。
オイルのおかげでしっとりだ。チーズがとろけていてなかなかそそるビジュアルだ。
そしてイタリアと大阪の食文化は見事に融合。うまい。いける。
これなら、山のオサレな朝ごはんでドヤ顔できること保証する!
あ~これでやっと満足した。明日は寝不足だが充実感でいっぱいだ。
う~ん、これはもうめんどうやがな。
蒸しパンにたけのことかキノコ、山ブドウ、山イチゴはどうだろうね?