2018年12月23日 真人山で雪山ツエルトランチ

2018年12月23日 真人山で雪山ツエルトランチ

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天気も穏やか。
スノーハイクもしたいが来月の
登山ガイド検定のロープワーク練習も
しなきゃなと、どちらも捨てがたいので
近場の真人山に。

駐車場から見上げる山頂には
写真ではわからないが、三吉さんの
お社が見える。

真人山は標高390m。
古くは前九年の役で知られる藤原氏の
居城があった場所と言われる。

今は麓の真人公園が地元の桜の名所で
わたしも保育園時代は毎年遠足に来ていたっけ。
そんな場所なので冬でも駐車場があるし
温泉も近いので重宝するスノーハイクスポット。

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ルートはほぼ夏道。
赤いラインが登りで、下山は適当に
別の尾根をまっすぐ下ってきた。

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9時40分ごろ、りんごの唄のオブジェを
見ながら夏道ルートに入る。

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結構、入山者がいるようでトレースができていた。
入り口付近は夏場は子供らが遊ぶ、
アスレチック遊具がたくさんあって楽しい。

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ツボ足でいけるかと思ったが
時々深く沈むのでワカン装着。

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朝のうちは冷え込んでいて
枯葉は白く縁取られていた。

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遊具の広場を過ぎれば
三十三観音の看板とその向かいに
山頂遊歩道の標柱。

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三十三観音のコースとは途中までいっしょ。

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石仏はひとつひとつ味わい深くて
思わず足を止める。

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三十三観音コースとの分かれ道には
とくに登山道の看板はないので
形図があれば心強い。
迷うほどの場所でもないし
迷ってもすぐに戻ってこれるが。

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葉っぱが落ちた森からは鳥海山が見えた。
下界は霧が立ち込めて雲海のよう。

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途中、ベンチを過ぎて立派な松街道に。
初夏に訪れるとこのへんは
ヒメシャガが可愛らしい場所。
奥には山頂。
先行者の話し声が聞こえてくる。

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雪はこの季節なら、
フッカフカの新雪の場合が多いが
気温が緩んで雨が降ったものだから
雪は今朝の冷え込みで
ざくざくとしていて歩きにくい。

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急な山腹だが、道は緩やかに
九十九折になっているので歩きやすい。
ツルリンドウの実やマンサクの実、
ヤマウルシの実、キブシなどなど
眺めながら歩くのは楽しい。

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冷凍ムキタケ。

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立ち枯れの木は味わい深いオブジェに。

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10時53分、1時間ほどで山頂だ。
昔の山道は神社の正面に出たが
あまりに急なせいか、いつのまにか
神社の裏に出る道に付け替えられている。

金峰山も表参道は急すぎて
神社の裏からお参りする裏参道が
今ではメジャールートになっている。

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眼下には雲海。
まさかこんな低山で雲海が見られるとは。

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三吉さんにお参り。甥っ子の受験を主に。

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山頂から、鳥海山はすでに雲に
かくれてしまったが、東鳥海山がよく見える。
その手前には雄長子内岳。

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さて、山頂でのんびりしている時間もない。
朝の天気が持つのは午後2時ぐらいまでだ。
すでに怪しい雲が広がりつつある。
神社を下りて、その東に車道がある。
その車道伝いにぐるっとコースも取れるし
その途中に真人山の三角点がある。

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が、本日はその車道の平坦地を使って
登山ガイド検定に出てくるロープワークと
ツエルト張りの練習。
ツエルトはロープを使用して10分以内で
設営する。
まあ、10分でいけるなと
2回ほど設営練習。

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最後に3度目の設営はロープを使わず
ポールを利用してのツエルト。
これは一人ランチ用に設営。

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もう昼もすぎてはらぺこ。
アライの2~3人用ツエルトは広くって、
居心地がいい。
検定では「そのツエルトで一晩過ごせそうか」が
問われるらしいが
いやいやどうして、一晩どころか
終の住処にしたっていいぞ。

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なんてったって、ポールを持ってきたのだ。
これは2~3人用ツエルト限定のアイテムだが
これがあれば多少風があっても
ツエルトの中は広く保たれて居心地がいい。

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さて、ひとしきりくつろいで
日差しもすっかり雲に隠れたし下山とする。
先行者たち二人は車道を回って
ぐるっとコースを下りていった。
わたしも行ってみたかったが
また今度に。帰って部屋の掃除しなきゃ。

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とはいえ、せっかくなので
夏道をそれて隣の尾根を駐車場目指して下りる。
駐車場から山頂にまっすぐ伸びる尾根だ。

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途中に立派な松並木が。
松枯れに合わないようにがんばれ~。

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14時18分、下山。
車に着いた途端雨が落ちてきた。
このいいタイミングの雨は
晴れ女あるある。

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