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さて、山人平はまだ開花前。
長居する理由もなく、山頂へと戻る。
キックステップで150mほど登る。

山頂付近では地味ながらも
立派なコヨウラクツツジが見頃。
森吉のコヨウラクツツジは
色も姿も存在感がある。

こちらはハスカップの仲間。
クロミノウグイスカズラか、
マルバヨノミ。
山頂付近でわずかに見られるようだ。
甘酸っぱい黒い実をつける。

山頂で、ゴンドラで一緒だった
3人パーティーの男女と一緒になって
ランチタイムを。
のんびりしてから下山に。

途中で見つけた、
リスか何かの食餌跡。
ずいぶんきれいに食べてある。

ミヤマスミレ。

さて、ゴンドラ駅だが、このまま
歩いて下山する。
いつも下山のゴンドラ切符を買わないので
習慣的に往路しか買わなかったが
よくよく考えたら、積雪期なので
スキーで下山していたのだっけ。
なので、夏道を使っての下山は
今回がはじめてだ。

ゴンドラ駅からブナ帯キャンプ場へと
下るコースをゆき、
途中から林道に逸れて
山麓駅に戻るつもりだ。

林道を素直に使うのが一般的だが
よく見れば、ゴンドラリフトの
下をくぐる、最短ルートがある。

これを辿って下山することにした。
前情報は何もないが。。。

ブナ帯へと下るルートは
人も少ないからだいぶ辺鄙な
道だろうと覚悟していたが
入ってみれば、よく整備された、
歩きやすい道だった。
だが、誰とも会わない点では
やっぱり辺鄙だ。

40分ほど下って、ブナ帯への
登山道を逸れて林道に入る。

林道を10分ほど行くと、
目当てのショートカットルートが
見つかった。
草の茂り具合からして
たぶん、辺鄙どころか誰も
ここ最近、使っていない感が半端ない。
だが、行く。最短だし。

道は軽トラが通れるほどに
広かったが、
一面が草ぼうぼう。
やがてリフト下に出た。

が、広い林道跡はここまでで
この先につながるような
道が見当たらない。

こりゃ、廃道だったのかと
さりとて今更
引き返すのも面倒。
いっそこのリフトの下をえんえんと
藪漕ぎして下るかとハラを決める。

だが2、3mほど降りるが
やたらと急傾斜。
急傾斜は怖くないが
ゴンドラの客の視線が怖いわ。

よくよく藪に埋もれた足元を
みれば、なんとなく踏みあとっぽいのが
見つかったので、辿ることにした。

ゴンドラの下から向かいの茂みに
潜り込むと、なんとかろうじて
踏み跡が拾える。
しかも藪も薄い。
こりゃラクできそう。

道路も見えてきたので
ラストは藪こいでショートカット。
10分ほどの廃道歩きで道路に出た。

あとは車道をてくてくと
20分ほど歩けば、山麓駅に到着。
やれやれ。
素直にゴンドラで下山するんだった。